★インド(7)‥アンベール城・その1
アンベール城はこの一帯を支配したヒンドゥー系の
王族カチュワーラー家の本拠地として、16世紀初頭
から17世紀にかけて建設された。
小高い丘の上から斜面に沿って建てられている。
主に上層部が王の私的空間、低層部が公的空間と使い
分けられた。
ここの王は、あの強大なムガール帝国にも対抗して、
一定の独立エリアをつくりながら、独自の様式の建物
や文化をつくり上げていった。
この中庭はマハラジャを警護する兵士たちの空間で
周囲には兵舎などがあり、この広場で日々の訓練や
パレードなどが行なわれた。
インド5日間
2012.11.30~12.4 JTB旅物語