★台湾（１０）‥台東縣の三仙台と八仙洞
今までは台湾の西側を台北→台中→台南→高雄と南に
向かって移動してきた。
これからは台湾の東側に回り込み、北を目指して動く
ことになる。
台湾東海岸の台東は、多くの先住民たちが暮らして
いたところ。
この台東市から６５ｋｍ北の方に行くと、三仙台と
呼ばれる観光地がある。
左側の離れ小島に巨大な３つの岩が並んでいる。
（この方角からは２つしか見えない）
この岩の上で３人の仙人が休んだ、という伝説から
こう呼ばれるようになった。
太鼓橋を渡れば島に行ける。
また干潮時には陸を歩いて行けるそうだ。
もう１つの台東縣の観光地。
それが八仙洞。
これは台湾で最も古い遺跡として有名で、十数個の
洞窟の中から旧石器時代の遺跡が発見された。
なかには火を使ったあともあり、それは２万年以上
前のものと測定されている。
海岸近くの岩肌に洞窟が見えた。
これは一番大きな霊巌寺洞窟。
洞窟全体がお寺となっている。
祀ってあるのはお釈迦様。
立つもよし、座るもよし、寝転ぶもよし。
そして各種仏様、さい銭入れ付き。
霊巌寺洞窟の入口付近で振り返って写真を撮ると
こんな感じ。
でもある程度奥の方から撮影すると、あら不思議。
台湾の地図の上下反対の形になった。
そっくり。
台湾では遺跡すらも宗教色の強いものに置き換えて
しまってきたのだ。
そのことを強く感じた。
９都市周遊台湾５日間
2012.8.31～9.4 クラブツーリズム