★イタリア(13)‥ポンペイの公衆浴場 | 新・駅から駅までウォーキング

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イタリア(13)‥ポンペイの公衆浴場


【世界遺産】ポンペイ、エルコラーノ、トッレ・
             アヌンツィアータの遺跡


フォロの浴場。
これは入口。

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浴室は男性用と女性用に分かれていた。
脱衣所のほかに、冷水浴場、温水浴場があった。

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周囲の見事な装飾も一部残っている。

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大理石製の浴槽。

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この建物の中には、球技場、ゲーム場などもあって、
風呂というよりも社交場や娯楽施設といった役割も
果たしていた。

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外に出て通りを進んで行くと、パン屋を発見。
赤レンガのパン焼きのかまどがあった。

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エントランスに石のモザイクで犬を表現した家。

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こちらのモザイクのデザインもすばらしい。

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標識のような物も発達していた。
例えば、地面の石を削って、売春宿のある方角を
知らせてくれている。

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では、この標識はなんでしょう?

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2人で天秤をかついでいる絵。
これは左から右への一方通行の標識だという
ことだ。


ポンペイには当時2万人前後が住んでいた。
住民の9割はヴェスヴィオ山の大噴火を前に、街を
逃げ出して無事だった。
この日まで、地震や火山灰が降るなどの現象が見ら
れたはずだが、残った人たちは楽観視していたの
かもしれない。
ところがこの日、大規模な火砕流が突然発生し、
たった1日でポンペイの街をまる飲みしてしまった
のである。


街の発掘は18世紀以降、ずっと行なわれているが
それでもまだ、10%くらいしかその姿は明らかに
なっていないという。


イタリア大周遊10日間
2012.5.17~5.26 阪急トラピックス