マレーシア(16)‥シンガポールに向かう
マレーシアのマラッカで最後の日、宿泊したホテルの
中庭に咲いていた花。
マラッカには鉄道が通っていない。
そのためバスで1時間ほどかけて内陸部の街、
タンピンの駅に行く。
この駅にマレー鉄道の長距離急行列車が止まるのか?
もちろん心配になる。
何といっても駅の中は自由に出入りできる。
地図にはちゃんと駅名が書かれていた。
ホームには人がいない。
駅員の言うことは全くあてにならなかった。
2等車の止まる位置が30mくらい違ったため、
スーツケースを引きずって走るはめになった。
約5時間の鉄道の旅。
急行列車だがスピードは遅い。
のんびりしている。
マレー鉄道は内陸を走るため、車窓の風景はずっと
こんな感じ。
緑のジャングルの間を走っている。
民家がほとんど存在しない。
駅の手前右側にサッカー・スタジアムが見えた。
「ジョホール・バルの歓喜」がよみがえる。
ジョホール・バルの駅に停車中、マレーシア出国の
パスポート・チェックが行なわれた。
わずか数分でシンガポールのウッドランズ駅に到着
してしまった。
あわてて列車を降りて、入国審査に向かう。
2等車は一番先頭で、ディーゼル機関車のすぐ後ろ
なので、審査所まで遠いのなんのって。
息がきれた。
自然溢れるマレーシアと近代都市シンガポール
2ヵ国周遊7日間
2012.2.17~2.23 クラブツーリズム