マレーシア（１４）‥マラッカのサンチャゴ砦
【世界遺産】マラッカ
サンチャゴ砦はポルトガルの支配の1511年に時の総督
によって造られたマラッカのシンボル的な存在。
最初、オランダ軍からの攻撃に対抗するために造られ
当時は高い塀で囲まれていた。
内側に病院、学校、刑務所などが立ち並んでいたが、
そのほとんどは１９世紀にイギリスによって破壊され
現在は石造りの門が１つだけ残されている。
大砲も当時のまま。
くじゃくの羽のような、おもしろい熱帯植物の右奥に
マラッカ・スルタン・パレスが見える。
これはマラッカ王国時代のスルタン（国王）の王宮を
再現した建物で、現在は文化博物館となっている。
独立宣言記念館は、もとイギリス将校のクラブとして
1912年に建てられたもの。
1956年、この建物の前で、初代首相トゥンク・アブド
ゥル・ラーマンが独立声明を読み上げ、翌年正式な
独立国家となった。
これは、マレーシア・イスラム美術館。
ここマラッカでも、ペナン島のジョージタウンと同様
に、観光用のトライショーが走っている。
ペナン島では、後ろに自転車があり、前に客を乗せて
いたが、マラッカのものは少し違う。
自転車の横に客を乗せる、いわばサイドカー・タイプ
だ。
しかも赤や黄色の花で飾って、美しさを競いでいる。
運転するのは、マレー人の方々。
今日はちょっとヒマそうにしていた。
自然溢れるマレーシアと近代都市シンガポール
２ヵ国周遊７日間
2012.2.17～2.23 クラブツーリズム