中国・上海周辺（１３）‥上海の名園・豫園のドラゴン
上海で古くからの観光地・豫園は明の時代1559年に
高官の潘允端によって造営された。
何と自分の両親のためだと言われている。
豫園は日本語読みで「よえん」だが、中国語では
「ユィユアン」と発音する。
豫園商城に面した入口。
三穂堂の内部にかかる３枚の額。
書斎として使われた建物。
屋根のアールがとても美しい。
池を中心に回廊式になっているのは、ほかの庭園と
同じ。
そして見事に自然がつくり上げた太湖石の数々。
屋根の上にも見どころがいっぱい。
鹿とシャチと鳥。
しかしここでのお気に入りは、龍＝ドラゴン。
ここでは、龍２匹が、相対している。
全部で５匹いるとのこと。
塀の上には、龍の胴体がうねっている。
豫園の龍は爪が４本しかない。
龍はもともと皇帝しか使えないはずだった。
皇帝の証しの龍は、爪の数が５本あった。
だから、とがめを受けないよう、最初から爪の数を
減らして４本で造った。
これで申し開きができたのだ。
こだわりの上海・江南５日間
2011.11.23～11.27 阪急交通社
