不良じぃじの短歌集 -14ページ目

ビール

       いらないと 言ひつつ妻は 手を伸ばし

      あわたつビール 一気にほせり




           いらないと いいつつつまは てをのばし

             あわたつビール いっきにほせり

        コチコチと 時計の音と すず虫の

       声のみありて 一人寝の夜




             コチコチと とけいのおとと すずむしの

               こえのみありて ひとりねのよる

夫婦

        寄り添ひて 草群に伏す 鹿二頭

        見入る夫婦は 老ひて美し
 



            よりそいて くさむらにふす しかにとう

               みいるふうふは おいてうつくし