もちろん大病を患っている本犬が一番大変だと思うのですが(豊、GW直前に脳腫瘍のグリオーマと診断されました)、ワンオペ看病している側も疲れる。ふー。

ランチ後、必ず豊と一緒に寝てしまうこのごろ……w

今日は何から書こうかな。
ちょっと忘れないように、今回のことは文章として残したいと思いつつ、想いがあれこれ溢れてしまい。
がんばれ、エッセイストwww

 

 

治療はしない。「with」で

豊はヒトで言う70歳くらいで、「高齢」に差し掛かった年齢。今回の脳腫瘍にあたり「開頭手術」や「放射線治療」など本犬にも無理をさせてしまうし、完治はしないうえ、かなり高額となるのでやりません。というのも毎回「全身麻酔」になるので。鼻ペチャ高齢犬にはとくにリスキーと言われ、全麻で命を落とす子もいるそう。
なのでクスリを用いながら、命尽きるまで病気と「with」な方向を、私たち夫婦は選択した。

 

 

 

短頭種に好発する脳腫瘍

豊のような鼻ペチャ犬は「短頭種」といい、ほかにもブルドッグ、ボクサー、フレンチブルドッグ、パグなど、独特の表情がかわいい鼻ペチャワンさんたちもまた、中高齢の子たちに脳腫瘍がよく見られるそう。人間のように毎年脳ドッグが受けられるわけでもないし、予防法は難しいとか。ただ正確な診断さえいただければ、残された時間を大切に過ごすことはできそうです。私たちはイマココ!

 

ドクタービックリな軟口蓋の長さ!

ゆいいつ豊にした処置は、「軟口蓋」の切除手術くらい。
それとは「短頭種」は、鼻の長いワンさんと比べたら、鼻と口とを分けている「軟口蓋(なんこうがい)」と呼ばれている部分が気管の入り口にひっついてしまいやすいそう。豊がよくオッサンみたいな音でイビキをかいたり、いきなりプギャラプギャラというおもしろい音を立てるのは、この軟口蓋のせいだったのかと納得。

豊は不思議な音を立てるせいで、知らないヒトからは「怒ってるの?」 と驚かれることもあったけど、いえいえ豊ってものすごく穏やかな子で、私に唸ったりかみついたりしたことは一度もないのです。この音はね、豊独特の吐息の音だよとか、呼吸音だよ、と説明していたw

ともかくERのドクターいわく、豊はいままで診たなかでもっとも軟口蓋の長い子だと。そのためノドに張り付き窒息し、麻酔から目が覚めない可能性もあると。
そんな話を横で聞いていたら心臓がバクバクしたよね。で、MRIの検査入院中、全身麻酔してもらっているついでに切除。


帰宅後、たしかにプギャラプギャラ音は減ったかな。豊の象徴的な音なのでソレが聞こえないとちょっと寂しいけどw でもそれだけ呼吸しやすくなっているということだと思う。

 

日々の投薬

飲んでいるクスリは極力「痙攣発作」を起こさないようにするためのもの。

 


・レベチラセタム→抗てんかん薬
・プレドニプロン→ステロイド
・フェノバール→こちらも抗てんかん薬
・サワシリン→軟口蓋切除の後に5日間だけ飲んだ抗生物質
・イソバイドシロップ→脳圧降下剤
・ミダゾラム点鼻薬→痙攣発作を抑える緊急薬

いまのところクスリがよく効いているようで、4/26と27に自宅で起こした計4回の発作以降一度も痙攣はしていない。ただ頭をカクカクさせたり脳腫瘍的な神経性のイヤな動きは見られるけど。
長男も小さいころ熱性痙攣持ちで。子どもが白目むいてワナワナしている姿は本当に見たくないね……。

万一、痙攣が5分以上治まらなかったり、一日に頻回する場合の緊急薬(ミダゾラム)も2回分ドクターから渡されたけど、それもまだ使っていない。

とはいえ今後、亡くなるまでに痙攣発作が増えるのは仕方ないとドクター。本当にイヤだし、一生慣れることはないと思うけど、その都度対処していくしかないのかなと。

脳圧を下げるのに有効なクスリだからなんとしてでも飲ませて……と出されたシロップ薬。甘くて苦くて酸っぱくて、飲めないワンさんもけっこう居るらしい。「試しに舐めてみて」とドクターに言われてトライしたけどたしかに激マズ。
幸いにも豊は毎回ぺろりと飲んでくれて、これは本当に助かっている。一緒に服用しているステロイド薬が食欲が増すので、こちらもいいように作用しているのかな。


ところで、処方されたクスリって犬用とかじゃなく、人間用なんだって。というのも犬のためだけに開発するとものすごくオカネがかかるため、だそう。だからこれらのクスリ、見たことある、聞いたことあるってヒトも多いんじゃないかな?

 

 

平日は私のワンオペ看病

いつも通り平日は私と豊は行動をともにしている。痙攣を起こしていないか様子を逐一チェックしたり、これまで以上に「抱っこしなさいよ」圧が激しいのとw 後追いもすごい。ずっとストーカーのように付けられているww そうそう、小走りできるまでに回復したよw 夫が驚いていた。
 

そんな豊の匂いや、温かさ、重さ。確かに「生きている」という残された貴重な時間。が、ふとしたときの看病疲れがハンパないという最近なのです💦 毎日のようにランチ後昼寝しているわ……。


昨日みたいな週末は、家族が居てくれて全然気持ちは違ったかな。でも豊の前で大声出したり、走り回ったり、暴れたりして、私に超怒られている兄弟でも、豊の様子を知らせてくれたり、長男はトイレ掃除してくれたりするので、いないより居てくれた方がうれしい。……うーん、ヤツらはギリギリだなw 


ともかく豊は家のなかではわりとふつうです。元気。多少はボーッとしたり、キッチンの周りをぐるぐる徘徊したりしているけど、朝までぐっすり寝てくれるし、トイレも所定の場所でキチンとするし、与えたモノ(ごはんもクスリも)ぺろりと食べるし。
病院から帰ったばかりの、全身麻酔から目覚め、クスリが効きまくってあちこちにガツガツぶつかっていたときの方が心配したなぁ。コレはたしかに長くないだろう……と思ったけど、いまはちょっと前までとそこまで変わらない。

 

 

今日の夕飯後の風景。

お絵描きする長男、日記を書く次男、徘徊する豊笑



ちょうど豊のグッズが切れるところだったので今回の楽天マラソンで購入したよ。

 


約1年使ったソープディスペンサーも壊れたので買い直し。

平日酒抜き生活なので、買う頻度が激落したエノテカワイン。


こちらも同様久しぶりに購入した。


★私が主宰するオンラインサロン



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バランスシナジー

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