いざというときには大きな病院も近くにあるし、暮らすように旅できるからという理由で、今回産前の最後の旅にと房総に出かけた。

こうやってばあさん、小猿、エグさん、豊、私のメンバーで旅するのも最後だから、思い出にと。母子手帳やら保険証やら全部持参して。念のため。

 
が、そんなもの一個も使うことなく、ばあさんが救急車に乗ってしまったのだった´д` ; 
 
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孫とサッカー。球を蹴ろうとしたら、なにかの拍子でボールの上に乗っちゃって、ステーン、ドーン!と、腰から地面に落ちて……。
↑この写真を撮った、じつに1分後くらいに……。
 
もう、なんのことか一瞬すぎてわけわからない。気づいたらばあさん、地面に倒れていた。

どう?身体動く?
「とにかく痛い。あと、苦しい」(ばあさん)

エグさんと、これは動かさない方がいいねと判断。スグに救急車、呼んだ。5分くらいで来た。もう、やめてよ! このメンバーで救急車乗ったの、今年2人目だから!!
(ひとり目は先月、熱性けいれんで運ばれた小猿
 
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いざというときに、私が行こうと思っていたここからスグの大病院、運ばれて行ったばあさんだった……。

救急隊が胸に付けている名札を見たエグさん、コソコソと「名前!」と私に言う。よく見たら、「豊」というお名前だった。うちのユタちゃんと同じだわ(笑)。

……なんて話はどうでもよくて……、
 
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「ばあちゃん、行かないで!」
小猿が泣いた。
 
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無理もない。ついさっきまで春うららな外房で、
 
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みんなで楽しく遊んでいたのだから。ウソのよう……。
 
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事故は一瞬。皆さま、お気をつけくださいマシ……。
 
 
検査の結果、背骨の圧迫骨折 ガーン
高齢者の骨粗鬆症、恐ろしや……。スグにポッキン……。
そんな状況で、キャンパーには乗せられない。
救急タクシーを呼んでもらい東京の病院へ。
さいわい意識はふつーにハッキリしているので、ひとりでそのクルマに乗ってもらって、番長には受け入れ先の東京の病院で引き継いでもらうようお願いして。私たちは荷物をまとめて、基地を引き払って、のちほど追いかけるから。
 
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小猿、この日2度目のギャン泣き……。
 
「もっといっしょにお絵描きしたかった。ばあちゃん、いかないで!」と、叫ぶ小猿に、「やめてよ、そんなに泣かれると、おばあちゃんも悲しくなっちゃうわ!」。
ばあさんを乗せたワンボックスがどんどん小さくなって行ったのだった……。
 
その姿を見ていたら、数年後、本格的な別れがやって来たときの、予行練習のようだなと、縁起でもないこと考えてしまった私だった……。
 
 
本当は木曜まで房総にいる予定だったけど、やむを得ず旅中断。お父ちゃんなんて、まだ1回もサーフィンしていなかったのに。ていうか翌日から波が上がる予報が出ていたのに……ゲッソリ 
こればっかりは致し方ないね……。
 
ばあさんは自宅静養にしてもよかったのだけど、家族みんな小さい子どもがいてバタバタ忙しいので、世界中でもっとも安心だと思われる病院にそのまま入院してもらい(看護士さんがとってもやさしい♪ とうれしそう)、ヒマを見つけては、みんなで代わりばんこにお見舞いに行っています。
重い病気とは違って今回は怪我なので、日に日に痛みなどはよくなっているよう。あとはリハビリをがんばってもらい、はやく元気に小猿と遊んでください。でももう、サッカーはやめておこうね 滝汗

あと、もうすぐ40歳になる前厄お父ちゃん、サッサと厄払い行ってちょうだい。次は私に災難か!? と、ヒヤヒヤしている今日このごろ……。