連休に出かけてきた房総の旅。
写真ブログ。
今回の旅、予期せぬばあさんの参加。
→くわしくはこちら
に
予定の無かったサーフィン。
エグさんに強引に誘われて
(せっかくばあさんがいるんだからふたりで海入ろうよ、ウンヌン)
そんなに言うなら仕方ないな、入ってやるか(誰?)。
豊を連れて、基地から5分のビーチへ。
ヤバイヤバイ。急げ急げ。
(このとき16時過ぎ。あと1時間しかない!)
というわけで豊ちゃん、お留守番よろしく。
レンズの性能がよく、明るく写っているけど、
ほとんど真っ暗になるまでサーフィンした。
11月の終わりに私ったら海なんか入ってバカだなぁ。
鼻で笑った。めちゃくちゃ気持ちよかった!
夜はマグロとネギのねぎま鍋。
時計を見てびっくり。まだ19時前。
秋の夜長は酒を呑みすぎていけないや(笑)。
・タコの山葵醬油和え
・キュウリ、プチトマト、フライドオニオン、貝割れのサラダ
・母上作の絶品塩辛
厚揚げ入りのねぎま鍋。
マグロは色がほんのり変わる程度にしゃぶしゃぶして、
ほぼレアでワサビをチョンと付けていただく。うますぎる。
画伯は今宵も熱心にお絵描き。
エグさんは4時起きで仕事に行ってしまった。
言っておくが漁師ではない(笑)。
ばあさんとそ氏と3人で昨日のねぎま鍋のダシを伸ばして、
ナメコおろし蕎麦にして食べた。
ダシがいいから美味しいに決まっている。
腹ごなしの散歩。
右手に孫、左手にイヌを連れて小走り。
うちのばあさんは呆けてるヒマなどない。
エグさんがクルマに乗ってしまったので、足無し親子。
でも大丈夫。
房総に暮らす高校の同級生のKちゃんが迎えに来てくれて、
遊びに行く約束をしていたから。
その日のブログはこちら
。
Kちゃんが見つけてくれた、子どもとイヌがOKな、
なにやら不思議なテーマパークへ。
御宿の海を背に、本当にこの道で合ってる!?
と、Kちゃんと心細くなった、鬱蒼とした峠道をぐんぐん進んだ。
ひっそりとした谷間にあったのは、ファーム・リゾート鶏卵牧場
。
数え切れないほどの鶏が平飼いされていた。
放し飼いの馬もいた。
何かあったら怖いので、遠くからそっと見た。
男子大好き、プラレールがあった。
えんえんと夢中になる2歳男児たちと、
(かといって一緒に遊ぶわけではない 笑)
興味なさげな♀イヌたちのコントラスト。
姉はいつも困っている。
そんなのお構いなしのマイペースな弟。
本当に困っている。
気づいたら13時半。
はぁ、お腹減ったね。なんか食べよう。
なんか食べようったって、食べられるものは
朝採りたまごのTKGしかないのだけど(笑)。
支払いに配膳に、何もかもが全部セルフで。
この施設は、経営者の善意の元、成り立っていた。
そ氏に生卵はまだちょっと早そうなので、白米に具だくさん味噌汁を
ザッとかけて食べていただいた。
子どものころからしょっちゅう来ている外房の港町だけど、
サーフィン以外なんも知らないな。
サーフィンだって、ここにいるときは、クルマで10分以内の、
あそこか、あそこか、あそこでしかやりたくない。
せっかく海の前にいるのに、遠征するなんてアホくさくて。
と、気分はちょっとだけローカルさん(笑)。
Kちゃん親子、遊んでくれてありがとう。おもしろい場所だったね(笑)。
今度は東京でも!
今日の出来事を一心不乱に描く画伯。
2日目の夕飯は、
・ものすごい野菜量の豚鍋
・プチトマトとパプリカとフライドオニオンのサラダ
・醤油漬けしたイカの焼き物(塩辛で残った部位)
・家から持ってきたストックおかずの大根ともずく酢の漬物
・わけあって我慢していた牡蠣、つい食べてしまった牡蠣フライ
(そのわけは近々書きます)
・柿とリンゴ
冷たい風が吹く連休最終日、
沖からうねりのラインナップが多数押し寄せていた。
隣で寝ていたはずのエグさんは当然いなかった(笑)。
昨日の鍋のおダシを使ったうどん(サッポロ一番鴨だしうどん使用)。
よく見るとネギ、 切れていないけど(汗)。
サーフィンから帰ってきたエグさんも一緒にすすった。
そそくさと撤収準備をし、帰り道、雨が降っていなかったので、
高速のインターからスグの市原ぞうの国に寄ることにした。
こちら
のブログで、何をするにも高い! とボヤいておりますが……。
ここ、市原ぞうの国、日本で一番ゾウに近い動物園として有名。
ゾウはボールを蹴ったり、お絵描きしたり、本当に芸達者(ゾウ)で驚いた。
ゾウ使いは全員タイ人だそうだ。
ばあさんがそ氏のためにエサを買ってきてくれた。
ゾウの固い鼻毛に触ってしまったそ氏は、
「怖ーいよ!」と、コシが引けておりました……。
まぁたしかに、この鼻先はちょっと怖いわな……。
すべての動物に対してビビってしまった、そ氏……。
カピバラさんに笑顔。ちょっとだけ安心。
そういえば、この市原ぞうの国。
ここの女性園長は、映画、「星になった少年」の原作者。
観たことないけど、その映画の存在はなんとなく覚えている。
園長はもともとファッションモデルだったそうだ。
その後、動物を多数扱う、動物プロダクションの経営者になる。
そこで生まれ育った息子さんは、
とりわけゾウに対する好奇心をどんどんふくらませ、
12歳のとき、タイにあるゾウの調教学校に留学した。
たくさんの困難を経て、日本人初のゾウ使いになって帰ってきたそうだ。
ところが息子さんは二十歳のとき、交通事故でこの世を去る。
以下、息子さんが生前、口癖のように語っていた言葉。
(こちら
のWEBから抜粋)
「日本にいるゾウたちは、人間の勝手で連れてこられたのに、
それでも一生をかけて人間を慰めてくれているんだよ。
それなのにゾウたちは結局、コンクリートの狭いゾウ舎で
孤独に死んでいくんだ。
そういうゾウたちが、これからどんどん増えていくんだ。
今はどうしたらいいのかもわからないけれど、
いつか僕はそんなゾウたちに、
幸せな余生を送ってもらえる楽園を作りたいんだ」
かくして女性園長は、息子さんの遺志を継ぎ、
市原ぞうの国をオープンさせたという。
また、息子さんの死をきっかけに、ゾウたちが安心して余生を暮らせる
「老ゾウホーム」を作ることが彼の夢を実現することであり、
彼女自身の使命と決め、2004年5月、
「勝浦ぞうの楽園
」のオープンにこぎつけている。
なんだか俄然、市原ぞうの国に興味が湧いた私です……。
それにしてもへぇ、勝浦にそんなものがあるのか!
もしかしたらまたひとつ、サーフィン以外に
外房の港町にくわしくなれるチャンス!?
と思ったら、勝浦ぞうの楽園は、エルファフレンズ
という会員のみ、
入園できるそうで、ていうか現在は開園中止していて、
誰も入れないそうだ。
そうか、残念……。
ともあれ、そ氏のおかげで、子どものころから通っている房総の港町を、
いま私はすごく吸収しようとしていて、まぁ、それはそれで悪くないかな。
なんてことを思った3連休だった。