子どもを産んで初めて知ったこと、いろいろあります。
そして少子化だからでしょう。
ひとりひとりにこんなきめ細やかなことしてくれるんだーって、
びっくりしたことも多々あった。

そのひとつが、出産育児一時金の給付。
ひとりにつき42万円、国がくださる。

出産でかかった費用、ほとんどがこのなかから捻出できた。
それから毎月1万5千円支払われる子ども手当。
さらには、うちのそういちろう、1ヶ月半入院していたでしょ。
それも全部、国が負担してくださった。
病院にお支払いしたのは、ミルク代とオムツ代だけ。
途中からオムツ、持参したのでさらに安くついたけどね(笑)。
私が住んでいる世田谷区は、子ども医療費助成制度というのがあり、
なんと中学3年生終了前まで医療費は無料。
なんということでしょう(ビフォーアフター風に)!
本当にありがたいことですね。


この間は、世田谷区の保健師さんが自宅訪問しに来てくれた。

別冊リツコング-保健師さんと

ハキハキと明るい、若い女性で、
世田谷区のチビたち、ひとりひとり回っているの?と、聞いたら、
「ハイ、そうです!」だって。
少子化といえど、大変なことで。
「おかげさまで97%は網羅させてもらっています!」だって。すごいなぁ。

そういちろうを触る前に、
「ちょっと手を洗わせてもらってもいいですか?」と、保健師さん。
どうぞ、どうぞ、汚いですけど。
キッチンに手洗い石けんがあったので、そちらに通した。
「全然きれいですよー! 整理整頓、素晴らしいです!!」
そんな、そんな、恐縮です(汗)。
さっきまでパスタ食べていて、あわてて片づけたんです。
こんなことなら、もっときれいにしておくんだった……(見栄っ張り)。

ふっと、そのやりとりに「ハッ」とした私です。
というのも、彼女たちがお宅訪問する大きな目的は、
・ママがちゃんと子育てしているか
・子育てする環境にあるかetc
のチェックだからね……。
て、気づくの遅いよ、私。
ほんと、もっとしっかり掃除しておくんだった(見栄っ張り)。

別冊リツコング-測量中~

そういちろう氏、体重測定中。
ようやく3500g越え。
毎日どれだけ増えているかも計算してくれて、
チビなりに日々30g弱は成長しているようだ。
「順調ですよ! 上手に育ててますね!」って保健師さん。
ホントこの人、褒め上手(笑)。
けど、褒められて悪い気はしないよね。
順調なようで、よかったよかった。

「最近気になることは?」とたずねられ、顔にポツポツできている
湿疹のことを言った。
そしたら「こんなの序の口です!」だって(笑)。
気づいたときにウエットティッシュで顔を拭いてあげるだけでじゅうぶん。
「様子を見ましょう」、とのこと。

別冊リツコング-アンケート中

保健師さんに渡された、アンケートに答えているところ。
「直感で答えてくださいね!」って。
わりとエグい質問が多くて(汗)、
・子どもを叩きたいと思ったことがある

・この子が生まれてこなければよかったと思ったことがある
・子どもと一緒に居なくなりたいと思ったことがあるetc

ズババババと、心の闇に鋭くついてくる質問の数々。
ちょっとびっくりしたけどね(汗)。
でも毎日のように虐待とか、育児放棄とか、哀しいニュース、

流れているからね。
保健師さんたち、ひとりでも多くのお母さんと子ども、
救ってくれるといいなと思ったワケです。アンケートに答えながら……。

私はこんな仕事(エッセイスト)をしているもんで、
ジブン的に気になる職業の相手には、気づいたら取材してる(笑)。
そういちろうが入院している病院でも、ナゼナゼちゃんだったし。
(丁寧に応えてくださった医師&看護師の皆さんありがとうございます)
本当は30分くらいで訪問は終わるはずだったのだけど、
ぺちゃくちゃとおしゃべり、1時間半くらいしたかな(笑)。
初めての出産&子育てで、わからないことたくさん。
いろいろ聞けてよかったです。
保健師の皆さん、きめ細やかなお仕事、ご苦労様です!


話は変わるけど、以前MOTONAVI の連載で取材させてもらった

アナウンサーの長久保智子(ながくぼさとこ)さん
彼女はカタナを所有する熱心なバイク乗りであり、編み物の腕はプロ。
そんな彼女から、

別冊リツコング-ルミエルくんです

そういちろうの出産祝い、いただきました!!
イクメンお父ちゃんから21時台のミルクを飲ませてもらっている
愚息も一緒に記念撮影(笑)。

別冊リツコング-お尻に名入り

お尻には、そういちろうの名入り!
振ると、コロンコロンと、かわいい音がした。
長久保さんいわく、「お目めのボタン以外はオーガニックだから
ガブガブべたべた噛んじゃってもOKだからね~」とのこと。
心がこもったプレゼント、ありがとねー。

長久保さんを取材させてもらったとき、
当時連載スタッフは、編集、カメラマン、ライター(私です)、全員女性だった。
別れ際、長久保さんが「夕べ編んできたんです」って、
お手製の髪飾りを全員にくれた。
みんなびっくりしたし感動したし、このヒト周りを幸せにする天才だなぁって
思ったこと、いただいたクマのぬいぐるみを見ていたらしみじみ思い出したよ。
本当にありがとうね~。