四国の情報が満載。作りが丁寧ですてきな雑誌です。
今回の特集は自転車。
私にとって四国で自転車といえば、2009年の春、
東京から自転車を飛行機で持って行き(輪行)、
香川でさぬきうどんの名店を3泊4日食べ漕ぎした。
そのことをまとめたのが、こちらの本
。
四国旅マガジンGaja では当時の思い出について
綴らせてもらいました。
改めて当時の写真見て驚いた。顔パンパン(汗)。
いまより体重は2キロほど少ないはずなのに、なぜ!?
そんな 顔パンパン写真 うどんサイクリングが載っている
四国旅マガジンGaja
、どうぞご覧になってくださいね。
ちょっと涼しくなったころの、旅の参考書としても最適です。
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ヒトに共感されにくい趣味や、
幼いころからなぜかハマり続けているマニアックなもの、
誰しもひとつはあると思う。
飛行機だったり、巨大な滝巡りだったり、サメだったり……。
ん!? それら全部、私の趣味、好物ですけれど(汗)?
とくにサメは、幼いころから無根拠で大好きだった。
なんでジブンはサメ好きなのだろう。
理由を探ってみたことがあったが、結果見つからず、
「前世サメで大もうけしたから」という、こじつけで落ち着いてる。
でね、このブログや以前出した拙書や、
ちょこちょことサメのことを書いているわけですよ。
そうしたら、大物が釣れました(笑)。
シャーク・ジャーナリストの沼口麻子
さん。
彼女は東海大学海洋学部を卒業。
その後進んだ大学院では、小笠原諸島に移住し、
ひたすらサメの研究を行ったそうだ。
現在はラジオや雑誌で活躍中。
各水族館で子どもたちに向けて、サメ講義も行っているという。
サメ好き仲間というよりも、サメの大先生(笑)。
そんな彼女に、ちょっと前FB
経由でメッセージをいただいた。
シャーク・ジャーナリスト……という、ステキな
私はスグ食らいついた!
>
>イタチやアオザメも
>私はアオザメ・ニタリ
>成熟したアカシュモクザメの僧帽筋なんかにも
>ゾクゾクします。笑
なに、そのマニアックな趣味!!!! PCの前で大興奮(笑)。
しかも沼口さん、バイク乗り。愛車がNinja250Rだそうだ。
さっそく昨日、新宿で会うことになったのだった。
サザンタワーでメキシカンを頬ばりながら。
会うや沼口さんに渡されたのは……、
シャーク・クイズ。
さぁ、いったいこの歯は、どのサメのモノでしょう~。
この問題、ご自身で作ったそうだ。
ハートがっちり捕まれた(笑)。
えーっと、ノコギリザメがコレで、アオザメが、えーっとえーっと。
だいたいこんな質問、いままで誰かにされたことあったか?
これがどのサメの歯だなんて、悩んだこと、あったか!?
なんだかすごくウ・レ・シ・イ
私が持ってきたモノはというと、
学研の魚図鑑でした。
物心ついたころには、私の本棚にはいろんな図鑑があった。
親が買ってくれたのか、それとも祖父母からの贈り物だったかは
覚えていないけど、鳥とか動物とか植物とかいろいろあるなか、
とりわけ魚図鑑が大好きだった。
↑この図鑑は大学生のとき、近所のTSU●AYAで見つけて、
懐かしい~と手にとって、買ったモノ。
たった数ページのサメのコーナーに固執して、
朝から晩までこの図鑑を眺めながら、サメの絵を模写した。
切り抜いて部屋中に貼ったり、
兄貴いわく、描いた絵をコピーして製本。
3巻まであったそうで、勝手に定価とか付けていたらしい(汗)。
私のサメ好き人生は、この図鑑から始まった……(笑)。
あっという間の2時間半だったね。
サメを通じたステキな出逢い。
いやいや、もとを正せばオートバイが結びつけてくれたのだ。
彼女が持ってきてくれた左側の本
に、
サメにまつわるエッセイをこれでもかと書き綴った。
もうたぶん、サメのことを書くのなんか一生ないのだからと、
気持ち、すべてぶつけてやった。
それをなんと沼口さんが読んでくれた。
いやぁ、思いは通じるモノですね(笑)。
「プレゼントです」と、彼女がくれたのは、
以前旅した気仙沼の、サメを扱うお店
のTeeシャツ。
ありがとう。
気仙沼といえば、港の傍のリアス・シャーク・ミュージアム
。
何度も足を運んだ、大好きな場所だった。
しかし3.11の津波で流された。
その映像を見ていたら、言葉を失った。
早く復活するといいね。沼口さんと私、言い合った。
そのTeeシャツには海の守り神、
ホシザメのアゴ骨もついていた♪
沼口さんのネックレスは、先日旅したパラオで買った
サメがモチーフのものだという。
なんとネイルは、右→尾っぽが長いオナガザメ科のニタリ。
左→ウチワシュモクザメとマンタ。
すごい徹底ぶり。
サメを心から愛しているんですねー。
負けちゃいらんないぜ(笑)。
狭い狭いマニアックな分野の趣味を、
ふたりで共有したしあわせな時間。
盛り上がる私たちに、周りのお客さんたち、
どー思ったかしら(笑)?
またご一緒させてくださいねー。