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二子玉川 ハナミズキフェスティバル



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満開のツツジが緑地公園を飾り、

紫外線たっぷりの陽光が眩しい今日429日、

31回となる二子玉川花みず木フェスティバルが

兵庫島に隣接する緑地公園の特設会場で開かれていた。




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多摩川の流れ、そして玉川高島屋開店以降ハナミズキを

街のシンボルとして植樹を続けてきた二子玉川で、

毎年ハナミズキの幼木を先着順に配布(今年はチャリティー)する

花みず木フェスティバルも今年で31回。

31年前の幼木は堂々とした大木に成長し、

毎年沢山の”花”を青空に向けて開かせていることであろう。


隣の草地では、群生して一斉に咲く小さな花が

黄色い模様の草色の絨毯を形作っている



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たんぽぽの綿毛

昨日は大阪大学工学部へ。

富士山は雲の間に隠れ、

冷たい雨が降り続いていた大阪。


うっとうしい気分を吹き飛ばしてくれるように

阪大病院の前では満開となったハナミズキの薄紅色、

白色の”花”たちが美しく咲き誇っていた。


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数センチに伸びた芝生に覆われた運動公園、

良く目をこらすと、若草色の芝生から首を伸ばして

沢山のタンポポの綿毛が群生している。



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アカツメクサも健在。



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掏摸

中村文則の8冊目の単行本であり大江健三郎賞を受賞した

2009年の著作「掏摸」のあとがきで中村は自身の事を

「小さい時、遠くに、塔のようなものを見ることがあった」

と記している。


その当時、あらゆるものに背を向けようとする中村文則を

肯定も否定もすることなくそこに立っていた塔。


中村文則が見た塔、そして中村の分身である

本作の主人公の天才的すり師が子供のころ見て、

成人したら見ることがなくなり、

ある事件で再び見た塔とは、

聖母マリアのような慈愛に満ちた存在であり、

かつまた人を超越し、自らの運命を見通している。

絶対的な神の象徴であったのか。


命令されたある事を成し遂げないと

自分にとって現在一番気にかかっている人が

殺される。

但し成功しても命の保証は無い。

自分のすべての運命が一人の他者の手に握られ、

ただ一人の絶対者に隷属する不条理な人生を歩む男。


子供の頃から集団と馴染めず、孤独な中で万引きをし、

成長するにつれて掏摸を生業としてきた男


この男の心に引っ掛かったのは、自堕落な母親に万引きを

強制され、母親が連れ込む男の暴力を振るわれ続けている、

汚れた衣服、破れた靴を身に着けた少年であった。


世間に馴染めず、アウトローとしての人生を送ることで、

唯一無二の自分自身の存在価値を確かめる。


今日はサン・ジョルディの日、

人類の普遍的な難題”不合理、不条理”を考える中村文則の「掏摸」は

世界中の読書家を魅了している。




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