ワイルド ソウル
ページを繰る事が心躍る経験だったワイルド・ソウル。
先月 千三百枚強の大作のワイルド・ソウルが今度は新潮社から文庫本に。
南米大陸はアマゾン奥地の大自然に人生を翻弄された日系人。
自分の視野・利権・理解範囲でのみ事象を判断し、
俯瞰的に世界を見ることをしなかった/できなかった政府。
アクション部分は、リドリー・スコットやリュック・ベンソンの映像を見ているかのように、
音楽と色彩がイメージとして心に飛び込んでくる小説だった。
仕事に身を削りすぎて、ここ数年間自己との葛藤を続けている垣根涼介。
来春には、ワイルド・ソウルとは違った作風の、ビジネスマンを主人公にした
心が熱くなる「君たちに明日はない」の第三弾を手にすることができるかな。
「生きている喜び」を大切にしてください。





