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カテキン ポリフェノール

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居室で、仕事をしながらでも、一息つく時に、

THERMOSのお湯から手軽に飲める粉末緑茶。


今飲んでいる粉末緑茶のパッケージにはカテキンと

大きく書かれているが

このカテキンの構造が気になったので調べてみると、

フェノール性水酸基が骨格に多く付加している、

いわゆるポリフェノールの一種で

あることが確認できた。


ポリフェノールというと赤ワインを直ぐに思い浮かべるが、

柿の渋みの成分もポリフェノールのタンニンで、

タンニンもカテキンもポリフェノール類の親戚同士。


アッサム種の茶葉に特に多く含まれているとされるタンニンは

紅茶の渋み成分でもあり、江戸時代の既婚女性の習慣でもあった

お歯黒の着色成分でもある。


カテキンに関しては、「ベニフウキ」と呼ばれる茶品種に、

カテキン以上に抗アレルギー作用を持つメチル化カテキンが多く

含まれていることが最近の研究で判っており、

ベニフウキの茶葉を使ったPETボトルの緑茶は年間数億円売れている。


ポリフェノールの特性を暗示する例として、

フェノール性水酸基を持ち独特の芳香臭を持つ天然の酸化防止剤

オイゲノールを印刷インキの表面が酸素と化合して皮が張る事を防ぐ

目的で、インキ配合に少量加えていた。


この酸化防止剤の例でも判るように、

ポリフェノール類は、酸素特に細胞を攻撃しやすい

活性酸素と体内で結合し、細胞の劣化を防止してくれる

作用もある。


欧米でも、韓国、中国でも緑茶は飲むことができるが、

伝統的な日本茶とは少し異る味わいである。

日本茶の繊細な味は、アミノ酸のうまみと

ポリフェノール類の苦みの微妙なバランスを

生み出した先人の知恵。




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刈られた花木


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兵庫島緑地公園で、美しく咲き誇っていた、

暑い夏の象徴 夾竹桃の枝が

無惨に刈り取られていた。



今月21日の花火大会を意識しての

刈り込みと思うが、

視野が狭く、人間味のない典型的な役所仕事

の暴挙。



再開発が進む二子玉川、

大きなマンションが建設されている二子橋の下流方面では、

堤防の補強工事の名の下に、

川遊びを楽しんでいた頃の二子玉川の代表的景観であった、

太く立派な多くの松が、住民の反対を押し切って

無惨にも伐採されてしまっている。



二子橋の上流、兵庫島の向かいの野川に沿った小さな林は

鳥の聖域ともいえる貴重な一画であり、このあたりは

人の手が入ることが無い事を祈るが、

その直ぐ脇には、暫定的かもしれないが、無粋な土嚢が

緑のシートに被われて並べられており、

景観を阻害している。



多くの人々の力で再生し、鮎が戻り、鮭も遡上する多摩川、

この多摩川と一体化して豊かな自然を提供してくれる河原、

再開発あるいは花火大会の名の下で自然を破壊する行為は

多摩川を愛する多くの人々の心を踏みにじる行為である事を

為政者、管理責任者は想像し、肝に銘じてほしい。



土嚢を作るために潰されていた緑地



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美しく咲いていた夾竹桃達



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夕映えの道

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原題はRUE DU RETRAIT(ルトレ通り)、

古き良きパリの風情が残るパリのルトレ通りに沿ったアパートの

一世紀前のような雰囲気の狭い部屋に一人で住むおばあちゃん“マド”と、

たまたま薬局でマドと知り合った小さな会社の経営者イザベル。


マドの事を自分の身内のように考え、世話をしてくれるイザベルに対し、

年を重ね、誰に対しても心を開く事をしなくなっていたマドが、

徐々に心を開き、イザベルと過ごす時間を生きがいに思うように

なっていく。


自身も歩んで来た道は決して平坦で無く、

日々の心の葛藤に追われてるイザベルが、

自らの使命と課してやり遂げるマドへの思いやりと、

変化していくマドの心を描いた本作は

90分に満たない作品であるが

内容はとても深い、自分探しの物語であった。


この作品、映像も美しく、

自然な光と影が生み出す映像に心を強く惹かれた

マドが住むアパートを最初に紹介したシーンを含め

全ての映像は、家庭用のコンパクトなデジタルビデオカメラで

撮影された事を後で知った。


監督はこの作品に対し次のような事を言っていた。

「この映画はおばあちゃんに会いに行く映画。

おばあちゃんが話出すのをじっくり待ち、

言葉を注意深く理解してあげる。

大きな歴史を生き抜いてきたおばあちゃんを

尊重し、その言葉に耳を傾ける」


これまで生き抜いてきた人生の中で、

イザベルと過ごす時間が自分にとってどのような時間かを

正直に伝えるマドの言葉

(私は)いまが一番幸せ」

それに対するイザベルの思いやりに満ちた言葉

「あなたの幸せは、私の喜び」


撮影当時80歳前後のマド役の大ベテラン女優ドミニク・マルカス,

本作が長いブランクの後の復帰1作目となる同じく

ベテラン女優マリオン・エルドの確かな演技により、

ルネ・フェレ監督の言う

「映画は人生そのもの」の「映画」が生み出されていた。



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