北海道時代には学生だったという事もあり、キャンプツーリングをよくしていた。キャンプといっても、バイクで移動して寝るのがテント、飯はカップ麺とかレトルトカレーなどといった類のものってことばかりだったが。
そんな頃から何年が経ったのだろう?いまになって、ちょっとだけキャンプツーリングをしたい気持ちが再燃しかかっている。リターンライダーになって2年が経つ。この2年間は、自転車ロードレースにも “リターン” しようと思っていたこともあり、仕事上のこともありで、そんなことを思うこともなかった。しかし、自転車にはリターンしたものの自転車ロードレースへのリターンはやめた、仕事も一時よりは落ち着いてきて少々の余裕も出てきたという環境変化によって、そういう気持ちが出てきたのではないかと思われる。
ただ、まだ “再燃しかかっている” 状態で “したいと思っている” ではない。
小川テントHPより
時間のある時にテントを物色して見たりしているが、購入するという行動にはまだ出ていない。これが、自分の現状を素直に表している。本当にやりたいのかどうかを、自分自身が分かっていないという現状だ。長野方言でいうところの “キャンプツーリングするずくがあるのか?” だ。「ずく」とは、やる気とか意欲とかそういった意味がある。購入するなら上記の小川テント ステイシーⅡにしようかと思っているが、これじゃなくてもそこそこのコストがかかるし、いざやってみたら「やっぱ面倒臭いな…」なんてことを思うようだったら、無駄になるしな…と。
ということで、現時点の最適解と思われる「ラーコリング」をしてみようということに、考えが落ち着きそうだ。この解には納得している自分がいるのが分かる。ラーコリングとは勝手に私がいま作り出した造語だが「クッカーでインスタントラーメンを作って食べ、食後のコーヒーを飲み、良い景色と良い空気をたくさんいただいてのんびりするツーリング」だ。先にもポストした通り、追加で用意する道具はもうない。キャンプするよりも気軽にプチチャンプ気分を味わえる。これで、キャンプツーリングへの熱が高まってきたら、その時にその先のことは考える。
こんな軽い気持ちでいいのではないか!無理せず楽しめる程度で良いのだ。