昨年はあまりシヴァ(R1250GSA)の出番がなかった年だった。今年はどうだ?ロードバイク活動を再開して時間もよりそちらの方に振り分けられる可能性は高いが、シヴァでの時間も作りたいと思っているのも確かなことだ。
何日間も休みを取ってロングツーリングを…というのもしたいのは山々だが、いまの仕事事情等々を考えると、それは現実的ではない。近場でなにか…と考えたときに思いだしたのが、以前ネットで見かけた「ラーツー」なるものだった。確かラーメンツーリング、略してラーツーだったと思ったが、ラーメンを食べることを目的としたツーリングだ。
しかし、食すべきラーメンはどこぞにある美味しいラーメン屋のものではなく、インスタントラーメン、しかも袋めんタイプのインスタントラーメンとあった。景色のいいノンビリできる場所にバイクを止めて、インスタントラーメンを食べながらのんびりとした時間を過ごす。プチキャンプ気分も味わえるし、何より外で食べるインスタントラーメンは何故か美味しい。
悪くない!
となれば、やるための道具はあるのか?ということに考えが向く。手持ちの道具を思い起こしてみると、ラーツーをする為の道具はほぼある。唯一追加しなければならないのは「鍋」くらいか。ということで、早速その鍋を調達してきたわけだ。
モンベル アルパインクッカー スクエア 13 定価:3,190円(税込)
どれにするか決めるための要件は下記の2点。
① 袋めんを割ることなく料理できる大きさと形状であること
② 袋めん+具材を収納運搬できる容量があること
袋めんは調理前の形が正方形のものが多い(なかには丸型のものもあるが)ので、それを割ったりすることなく調理できる大きさ・形状のものがよかった。となると、一般的な丸型のクッカーではダメで、正方形のものがマストとなる(①)。かつ、②の容量を満たすものはないか?ということで、仕事終わりにモンベルに寄ってみたところうってつけのものがあった。それがこの「アルパインクッカー スクエア 13」だ。アルパインクッカー スクエアには、これとは別に「12」という製品もある。12は13の中にすっぽりと収納できるようになっているので、下記の様に若干小さいサイズ感の製品だ。
・アルパインクッカー スクエア 13:幅14.2 × 奥行き14.2 × 高さ8.6cm / 0.9ℓ
・アルパインクッカー スクエア 12:幅13.0 × 奥行き13.0 × 高さ7.9cm / 0.8ℓ
12でも、おそらく入ると思われる。がしかし、実際に13に袋めんを入れてみるとそんなに余裕がある状態ではない。ゆえに、12だと角の部分が干渉して入らない…かも?と思われ、13で正解だったと思う(と思うようにした)。
袋めんを1袋
②の容量に関しては深さが影響してくると思われるが、2袋がちょうど入るほどの深さなので特に問題がないかと思う。
2袋重ねて入れるとこんな感じに…
これでいつでもラーツーに出かけられる状態になった。ということで、当日の夕飯メニューに「インスタントラーメン」を追加して、早速作ってみた。
実際もあれこれ具材もぶち込んで3分煮るだけという調理方法ゆえに、容量的にも12でも問題なかったかも知れないが、まあこの位の余裕があった方が何かと都合良いような気がする。目盛りもあるので、調理に必要な500mlも道具なしでもきっちり測り入れることができる。
美味しくいただいているときに、一つだけ考えなければいけないことが出てくる。持って行く具材の運搬についてだ。猛暑でなければ問題ないと思うが、ジップロック等に入れて運搬することになると思うが、夏の暑さで食材が痛まないか?という点。まあ、そんな食材を持って行くことはほぼ無いと思うが、具材として肉類は持って行くことできないだろうな…と。
実際にラーツーを実践してみて考えることではあるが、まあ楽しめればそれでいい訳なので、そのへんは追々。