初秋の白馬へ | Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る)

天気が良かった先週末。2週間程エンジンに火を入れていなかったので、トリートメントライドのために白馬方面に。前々から一度伺ってみたかった “かまど炊きご飯” を提供している道の駅に向けてアクセルを開けた。今日のポストは、そんな晴れた初秋の一日についての備忘録。

 

 

 

 

天気予報的にも “快晴の三連休” だった連休中日に白馬方面に行くのは混雑を受け入れる覚悟が必要だったが、三連休中で唯一の自由に動ける日だった為に、それを承知の上で白馬の某所を目的地に設定して出発する。その某所とは「道の駅 おたり」にある「食事処 鬼の厨(おにのくりや)」だ。

 

 

 

 

 

ドライブの小休憩で立ち寄った際にかまど炊きご飯を提供していることを知って以来、いちどそのご飯を食べてみたかった。その後地方TV局の番組等でも目にする機会があり、その思いは大きくなっていたからだ。そして、「マツコの知らない世界」を見ていた時に、道の駅特集でココの “小谷野豚のとんかつ” が紹介されたのに併せて “かまど炊きご飯” も一緒に紹介されているのを見てたのがダメ押しとなった。

 

 

 

 

峰方峠経由で白馬に入り、道の駅へ進む。出発前からの予想通りに道の駅は大混雑。食事処の前には順番待ちの人だかりで、すでに10組以上のお客さんが待っている状態。まあ急ぐわけでもないし一人だから案外早く滑り込めるかもしれない…と都合よく考えてみる。かまど炊きご飯+小谷野豚のとんかつ > 待つことな思考だったので、待つことを受け入れて名前を書こうとしたところで「本日の日替わり定食メニューは…」という文言が目に入ってきた。

 

こちらの「食事処 鬼の厨」では、かまど定食のご飯は食べ放題とある。かまど炊きのご飯が食べ放題とは…なんと贅沢な。これだけでも行く価値があると個人的には思っているが、どうせ行くなら小谷野豚のとんかつと一緒に是非とも食したいと思ってしまう。そこで事前情報を調べているときから少々の不安材料があった。このかまど定食だが、“日替わり”かまど定食なのだ。そう…日替わり…と言うことは、本日のメニューが “小谷野豚のとんかつ” ではない可能性があるということ。そして、それは現地に行かないと分からないのだ。

 

話しは戻る。その本日の定食メニューのお知らせの内容は…お刺身の盛り合わせ…とある。名前を書こうとペンを持った手がとまる。お…お刺身の盛り合わせ…???それでもかまど炊きご飯は堪能できるからいいか…とも思った。だが、かまど炊きご飯+お刺身の盛り合わせでは、10数組の待ちを凌駕するだけのインパクトが足りなかった。一度持ったペンを置き、隣の売店で “小谷野豚のメンチカツ” を購入して、シヴァ(R1250GS-ADV)まで戻って小腹を満たしている自分がいた。

 

ありがたいことに、白馬は行こうと思えば気軽に行ける場所にある。こんな混んでいる時ではなく、ゆっくり堪能できるときにまた来よう…。

 

 

 

 

白馬大橋から白馬の山々を眺めて心落ち着かせる。復路も混んでいるオリンピック道路は回避し

て往路と同じ峰方峠経由で。途中にある “いろは堂” で休憩がてらに昼食として “おやき” を頂く。前回同様に期間限定で超おきにいりの “舞茸” と、これまた個人的にはTOP3メンバーの“ねぎみそ” を堪能して帰宅の途につく。

 

 

 

残念ながら、今回は “かまど炊きご飯+小谷野豚のとんかつ” にはありつけなかったが、また近々行けばよい。次回伺ったときのメニューがまた違うもの…という可能性もあるが、それはその時の運しだい。それもまた一興だ。