復帰戦は「北アルプス山麓グランフォンド」で! | Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る)

ロードバイクと言う乗り物に思いをはせることのない時がかなり続いた。とは言え “思った通り” そんな期間にも終わりはくる。以前とは違う形の付き合い方にはなるけれども、ロードバイクへの復帰を具体的に考え始めた訳だが、今日はそんな決意表明的備忘録としてのポスト。

 

 

 

 

シュヴァ(BMW R1250GS-A)納車後にのめり込んだスタンプラリーも無事クリアしたことによる “ひと仕事を終えた感” が、またロードバイクへ目を向ける一因になったのは間違いのない事実であり、運動量激減による体形の崩れがそれに追い打ちをかけた。

 

自分が意志が弱い人間であると言うことが分かっている。だから、行動を起こした後にそれを継続させる為には何か明確な目標がないとダメだ。しかもそれは、少し頑張らないと達成が厳しいくらいの目標でないと。そこで何かないかと思いを巡らせ、いくつかの候補の中でベターな答えとして残ったのは「北アルプス山麓グランフォンド」だった。ロードバイクに乗り始めた初期の頃に2度ほどエントリーしたことのあるグランフォンドイベントだが、いまではスケールアップしていてカテゴリーもその当時に比べて多くなっているみたいだ。

 

 

 

 

なぜコレにしたかと言うと、ただ単純に知り合いが昨年エントリーして今年も出るっぽいから…ということが一番大きい。それは、仲間とワイワイできる…と言う意味ではなく(それもあるけど)、オレもエントリーしますと宣言してしまえば “引くに引けない状況” に自分を追い込めるという意味合いの方が強い。もう一つは、エントリー予定カテゴリーであるスペシャルクラスの 160km/3500m↑ というコースプロフィール。ロードバイクに跨る事すらしなくなった2年間を過ごした自分にとって、この距離でかつこの獲得標高はかなりハードなチャレンジとなる。しかも、現時点で残された準備期間は4か月しかない。これは否が応でも “やらなきゃならない” という状況。この位の切羽詰まった状況に自分を置かなくては “動かないな” との判断が、自分の中で下された訳だ。

 

 

気持ちが変わらぬうちに…と言うことで、いつもお世話になっているショップに訪問して決意表明をし自ら退路を断つ。これでもう “やるしかない状況” の完成。あとは残り4か月間のトレーニング計画を立てて実行するのみだ。

 

ズタズタに落ち切っているいまの基礎体力を元に戻すこと、締りなくダラけきったこの身体を引き締めることなどやることは沢山あるけれども、心を決めたらあとは単純なこと…実行することのみ。実はそれが一番難しいのだけれども、4か月後に「あの時はあー言ってたけど、やっぱ無理でしたね…」って言われたり思われたりするのはもっと嫌だから。

 

あしたから…なんて悠長なこと言ってられないので、今日からローラー回すとしよう。