知らぬ間に “生産中止品” となっていた GROWTAC GT-ROLLER F3.2 が、とある条件の下で金属同士が擦れ合う異音を発するようになった。 そんな GROWTAC GT-ROLLER F3.2 についての備忘録を残しておく。
ハンドルから手を離しサドルにドカッと座るような後輪に多くの荷重がかかっている、かつその時に左右方向でユニット側に後輪が移動するような動きをすると金属同士が擦れ合うガリガリ音が鳴り響く症状がで始めたのはもう半年以上前のことだった。
いまの自宅に引越してきてからこの症状がで始めたので、以前の使用環境との違いを考えるとフロアマットを敷いているか否かの違いしかない。賃貸物件なので床の保護を目的として使用しているのは「アルインコ エクササイズフロアマット」。
このフロアマットを敷いた上に購入時に付属してきた「Flexブルカット」を挟んでGT-ROLLER F3.2を設置している。
この使用状況で異音の発生場所はどこか?を推測すると、どう考えても “フライホイール周辺” つまりは フライホイールとFlexブルカットが干渉している としか思えなかったので、いままで見たこともなかったがどのような状態なのかを改めて見てみた。
自転車のみ設置している状態
一見すると充分過ぎる程のクリアランスがあるように思えたが、フライホイールの内側にある鉄の板をよく見ると擦れた跡が見える(フライホイール自体にはそのような擦れた跡は見受けられなかった)。ユニットをFlexブルカットから取り外してみると、Flexブルカットの方にもその部分に擦れ合った跡が残っていたので、この部分が異音の発生源であることは間違いなさそうだ(赤矢印の部分)。
99.9%間違いないとは思ったものの、上記画像でも分かる通りこれでだけのクリアランスがあるのにホント?との疑問が残ったので、興味本位で動画を撮って確認をしてみた。人間が乗った状態で少々バイクが左右に振れる程度の通常のシッティングから、ハンドルから手を離した状態で意図的にバイクが左右に少々振れるようにしたシッティングへと状態を変化させて。
動画を撮ってみると擦れてることが確認できる。こんなにも動くものなのだな…。
もしかしたらFlexブルカットの下に敷いているフロアマットの “柔らかさ” が何か影響を及ぼしているのか?厚さが9mmとかなり厚目でかつ柔らかさがあるので、これだけの大きな動きになっているのかも知れない。
と言うことで、試しにこのフロアマットを外して状況がどのように変化するのか?(しないのか?)を検証してみようと思う。