昨日台湾で大きな地震があった。
僕が住む台北では、大きな被害はなかったが、南の方では建物が損傷したり大きな火事になったりと、被害が大きかった。
今日になって、台湾のニュースでは地震雲について騒いでいる。
地震雲が見られたときに、行政で注意を促せれば火事などの被害は多少防げるのではないかと思う。
まあ、外れた時の苦情などを考えると、そういったことはできないのかもしれないが。
けど、被害を防ぐための方策については小さなことでも積極的に取り入れて、かつ失敗があってもそれを受け入れる寛容な気持ちも必要だろうなと思った次第である。
そのほかの地震に関するニュースでは、地震の恐怖に顎が外れた人がいたそうだ。
笑い話になってしまいそうだが、それだけ台湾では巨大地震に対して恐怖を感じる人がいるということなのかもしれない。
台湾では、過去に数度巨大な地震で甚大な被害を受けている。
だから、巨大地震に対する恐怖は、地震を経験していない者とは全然違う。
地震に対して対処する方法は難しいが、教訓よりも恐怖の方が刷り込まれてしまうだろう。
台湾も地震が多いが、日本も多い。
地震に対する方策を積極的に考えていかねば、将来地震があった時、被害がさらに甚大なものになってしまうだろう。