この記事は「がん」告知をされた
2015年から記憶を振り返って綴っています
現在はバツ2のシングルですが
2度目の結婚中、
がん告知直後
受精卵凍結に
挑んでいた時の話です
こちらからの続き
2015年6月下旬
受精卵凍結は失敗におわり
乳腺外科の診察へ。
乳がん主治医である
女医👩⚕️のN先生から開口一番
「受精卵どうでした??」
事の経緯を話しました。
「うちじゃなくて
杉山産婦人科に戻ろうか!
もう1回だけトライしよう」
続いてN先生は
先日の右脇のしこりの細胞診の
結果を伝えました。
紙に書きながら説明してくれました✍️
やはり右脇のしこりは
右乳房からの転移である。
ホルモン受容体陽性乳がん
HER2 陽性
Ki67 30%
がんのタイプ ルミナールB
がんのステージ 2b
↑当時の診断書
当時の私には
わからない言葉だらけ
女性ホルモンをエサとして
大きくなるタイプで
HER2(ハーツー)とは、
がん細胞の増殖に関係する
タンパク質のこと。
このHER2タンパクが
乳がん細胞の表面に
たくさん存在しているタイプが
HER2陽性
Ki-67は乳癌の
増殖能力(増殖スピード)を
示す指標のこと
私は30%で、14%以上だと高値とのこと
N先生は
受精卵凍結が終わったら
手術より先に
抗がん剤治療が必要。
抗がん剤治療がよく効く
タイプのがんだし
乳がんの進行スピードは
高くないから
あと1、2ヶ月放置しても
悪化するわけでもない
だから、受精卵凍結を
再度トライしましょう
と私に話したのです
そう、私は
最初はステージ2b
の診断だったのです
先生の言葉を信じて
そして赤ちゃんが欲しい
その一心で
治療を先送りにし
受精卵凍結をすることに
したのです
続く…