この記事は「がん」告知をされた
2015年から記憶を振り返って綴っています
現在はバツ2のシングルですが
2度目の結婚で2回目の体外受精に
挑んでいた時の話です
こちらからの続き
2015年6月初旬
私は、朝出勤して直ぐに
職場の上司(課長)に
話したい事があるので
時間が欲しいと
伝えました。
※因みに
私が妊活をしていることは
職場の上司は
知っていました
課長↓
「皆の前では聞かれたくない話かな」
私↓
「はい、2人きりでお願いします」
と伝えました。
課長と私は
職場のビルに入っている
カフェにいきました
私↓
「乳がんと告知をされました
これから更に詳しく検査をうけます
治療に専念したいので
退職させて頂きたいです」
男性である課長は
私のこの告白に
えっと驚き
私にかける言葉を
模索しているように感じました
そりゃそうですよね
私が上司の立場でも
なんで答えたら適切かって
わからないですもん
がんを経験した今ならば
気の利いた言葉もかけれますが。
課長は
井出さんは元気に戻ってくると
思うから籍は残しておくよ
今は治療に専念して
元気になったら
また連絡くれるかな
今日も、もし会社にいるのが
精神的に辛かったら
直ぐ帰っていいから。
と
今思い出しても
非常に真摯な対応
をしてくれました
だからこそ
この時私は泣きじゃくったのです
告知された時も
夫の前では泣かなかったのに
まず職場で泣いたことは
後にも先にも
この時しかない
(あれから7年経った今
このブログを書いている時も
あの風景を思い出し
泣いてしまった)
涙で目も充血、瞼も腫れて
とてもじゃないけど
このまま仕事場に戻るのは
無理だと思いました
課長の言葉に甘えて
私は職場の机に私物を置いたまま
直ぐに帰宅しました🏠