松茸を見つけて、喜んだら・・・ | アロマとチョンマゲの「ムッシューくに」

松茸を見つけて、喜んだら・・・

 

 

 

 

 

 

 

みんなにからかわれていた件

 

 

 

あれは何歳のときだったんだろう

 

室町のオジイの家でみんなが集まっていた頃だから

 

相当前のこと小学校の低学年の頃か

 

 

 

その頃は毎年正月に祖父のうちに


叔父家族とぼくたちの家族が集まって

 

母の従兄弟もいたかもしれない

 

年賀というか、お年玉をもらうのが

 

楽しみだったものだった。

 

 

ある年のこと、

 

庭に出てなにかを探すように言われた(かどうかは不明)ようで

 

灯籠の近くで松茸を見つけ、

 

大はしゃぎで部屋に入って

 

喜んで自慢気に見せていたような(気がしている)

 

 

ところがしばらくして

 

オジイとかオジとかに笑われて

 

からかわれたのだとわかった

 

 

 

松茸を見つけて喜んでいたこと

 

(今思えばそんなところに生えているわけないので)が、

 

急に恥ずかしくなり、かっこ悪くもあり、

 

騙された自分が悔しくもあり、情けなくもあり、

 

 

その場は笑って(苦笑い)誤魔化すしかなかった

 

というかその時そうして自分の気持ちを

 

誤魔化すことを覚えてしまったのかもしれない

実際にどうしたのかははっきりと思い出せない

 

が、このことを今でも覚えているのだから

 

相当悔しかったし嫌だったんだろうと思う。



その時に両親がどうしていたのか

 

みんなと一緒になって笑っていたような気もするけれど

 

僕の悔しさを分かっていてくれたような

 

かばいの言葉をかけてくれたような気もするけれど

 

定かではない。

 

 

 

ただ、僕の気持ちを分かってほしかったのは確かだと思う

 

 

 

まあ、オジイにしてもオジにしても

 

それほど悪気があってしたことではないとは思うのだけれど

 

かなり傷ついたよね

 

 

 

僕自身相当単純なところがあるんだけれど

 

多分このときに、「調子に乗るなよ!」という

 

謎の声が、聞こえるようになり

 

 

 

調子に乗ってしまって、「ほら言わんこっちゃない!」という

 

声を聞くことが増えたような気がする。

 

 

 

 

 

 

「今日の問」

【あることがきっかけで、聞こえるようになった声はありませんか?】