こんにちは
心身を癒し身体を変えていくパーソナルトレーナーの河合克訓(か
ご訪問ありがとうございます!
✳︎はじめての方はこちらから→自己紹介
今回、僕が2016年から患っている「潰瘍性大腸炎」についてお
かなり長くなるのでお許しください。
この病気は「難病指定」されており、日本でも約20万人がこの病
20万人と聞くと、かなり多くの人がなっているイメージですが…
実際、発症してから現在まで、同じ病気の方に会ったことがあるの
発症した当初は、周りに同じ病気の人はもちろんおらず、情報を聞
対応方法もわからず、この辛い症状を周りに理解してもらうことも
僕と同じように潰瘍性大腸炎で、身体だけでなく心も蝕まれている
僕と同じように潰瘍性大腸炎で、身体だけでなく心も蝕まれている
その人達にとっての情報源になるように、そして周りのこの病気の
【そもそも潰瘍性大腸炎ってなに!?】
簡単にいうと、大腸の粘膜がただれたり、剥がれたりする炎症性疾
主な症状(症状の重さによって変化あり)
腹痛、下痢、血便、発熱、体重の減少、貧血、食欲不振、関節炎、
治療法は、
薬を飲む治療、点滴治療、大腸摘出手術の内科・外科の2つありま
しかし…現在、日本で認可されている薬では寛解期(症状が落ち着く)状態には入らず、重篤な副作用も中には出ました。
1年半前前まではプレドニン(ステロイド)を使用しておりましたが、発疹やむくみはあるものの、症状はある程度、治まっていました。
やめて1ヶ月以内にはまた活動期(症状が強い)がくるのでもう普通の状態を忘れてほぼ忘れてしまいました。
今、タクロリムス5㎜(免疫抑制剤)を2錠、1日2回飲み、入院はしないけど、寛解期には入っていないです。
対処療法として、
食事、睡眠、サプリメントのバランスにとても配慮するように生活をしています。
【発症、そして緊急入院】
2016年11月半ばに、僕はいつも通り仕事もトレーニングもほ
ある日、いつも通りトイレに行ったのですが、便が柔らかくなって
幼い頃から緊張するとお腹を痛めることはありましたが、下すこと
珍しいな~って思いましたがその時は気にもしませんでした。
それから同じ日に、今度はお腹が痛くなりました。
昔から身体は丈夫で、体調を崩したことがほとんどなかったので、
入社し、トレーナーを始めて3年、月に完全休養をとる日は1日~
長期休みでも、お盆休みと年末年始は、3日~5日でした。
この仕事は、出勤と退勤があるようでないため、お客様の時間に合
「いつか治るだろう」という僕の気持ちとは裏腹に、下痢と腹痛の
お腹が痙攣するような感覚や、大腸を直接握り潰されているような
いつも通り水分を摂ったり、食事をするだけで、すぐさま強い便意
夜も、長時間の睡眠は不可能に。
2時間以内おきにトイレに行っていたので、毎日寝不足にもなっていました。
長く寝られて、3時間睡眠が取れたら幸せでした。
当時、11月と冷える季節にもなったので、少し冷えるだけでもお
1日最低でも15回~20回以上は、トイレに行っていた気がしま
多すぎて数えることも嫌になったぐらいです。
トイレに一度入れば、短くて5分程度、長くて10分以上でられな
お尻を拭きすぎて本当に痛かったです。笑
便意はある程度の時間は我慢できるのが当たり前ですよね。
しかし、この病気は一切その制御が効かないんです。
ダムの堤防が決壊する感じのような、勢いが強く中からガスと一緒
諦めの悪い僕は何回も必死に抵抗を試みましたが無理でした。
当時、大変嬉しいことに毎日お客様の予約が入っており、1日にパ
症状が出てからも、お客様の期待に全力で応えたい気持ち、会社か
セッション中は、痛みや不安な気持ちをお客様に気づかれないよう
服の中では、冷や汗をかいて逆効果でしたが、全てが気合と根性で
セッションの合間は話す気力、動く気力もなく、ただ痛みに耐え俯
当時働いていたジムは、トイレがフロアに1つしかなく、誰かに使
今だから言えますが、28歳にして、オムツを毎日履いて生活をしていました。
スーパーや薬局で買う時、かなりの勇気が必要でした。
食べなくても便意が襲ってきたり、お腹が張ってきてトイレにいつ
その頃はウィダーインゼリーか、かけうどんのみ身体に入れていま
追い打ちをかけるかのように、突然、左足首と右膝に痛みが。。。
日に日に脚の痛みも強くなり、脚を引きずって歩く時が増えました
12月28日の年末にようやく仕事が落ち着いたので、一度近くの
内視鏡検査を急遽行う事になり、先生からは
「まだ断定はできないけど、症状と大腸の中を確認しこれは高い確
この薬をの飲んでと渡されたのが、「5-ASA」と呼ばれる潰瘍
病名を聞かされた調べた時、自分がそんな病気になっているわけな
まだまだこれからやりたいことがたくさんあるのに嫌だ。絶対に嫌
もっと健康的に悪い生活をしている人たちが多いのになんで僕が…
と不安や恐怖で頭は溢れました。
そんな気持ちのまま地元に帰省した数日間は、今までの東京での生
何を食べてもお酒を飲んでも大きな症状はなく、治ってきたんだ。
やっぱり自分がそんな病気になるはずがないよね。
なんて思っていたのもつかの間、仕事を再開した途端、症状が一気
もう、どこまで僕を追い込むつもりなんだろうと思うほどに新しく
首の痛み…そして、じゃ激しい頭痛が始まり、少しでも動かすだけ
横になる瞬間、起き上がる瞬間は鈍痛があってとても重く感じまし
自分の頭を思いっきり押し付けられているような考えられないとこ
2ヶ月間、仕事は休めない、迷惑をかけられない、売り上げも下げ
入院する前日は身体も心もズタボロで、最後のお客様には理由をお
時間を作ってくださっていたのに本当に申し訳なかったと思います
その夜、痛みを堪えながら家に着くなり食事は喉を通らず、お風呂
次の日に備え横になっても激痛で寝ることができず、もう嫌だ、辛
明け方6時前に自分から救急車の手配をして病院に搬送されました
山手メディカルセンターという潰瘍性大腸炎の患者さんが多くいる
先生にはこんな酷い状態になるまで我慢しちゃ駄目だと大変なお叱
僕も健康で今までいたからまさか自分がっていうのと、元々病院が
という自己管理のなさから、余計にお客様に迷惑をかける事になり
大変長くなってしまいましたが、症状が出てから入院するまでの2
自分の自然治癒力を信じることは良いことだと思いますが、明らか
そして、潰瘍性大腸炎の患者さんが抱える、辛い症状だけでもおわ
今度は、1回目の入院生活での治療やその中での出来事についてお
最後までお読んでいただきありがとうございました。
河合克訓
パーソナルトレーニングのご予約・ご相談
こちら
↓↓↓