こんにちは
心身を癒し身体を変えていくパーソナルトレーナーの河合克訓（かわいかつくに）です。
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昨日、テレビを見ていたら、元フジテレビアナウンサーの八木亜希子さんが休養を発表したというニュースが流れていました。
原因は、「線維筋痛症」という難病指定とのことです。
恥ずかしながら、この歳で初めて聞いた病名だったので気になって調べてみました。
原因はまだよく解明されていないそうですが、脳の機能障害があるとのことです。
脳には、痛みを「伝える機能(ブレーキ)」と「抑える機能(アクセル)」があるそうです。
ブレーキが効かなくなったことでアクセルはそのまま
ブレーキは正常でも、アクセルがメーターを振り切るような状態
のようなバランスが崩れた時に、通常では痛みを感じない痛みでも、身体は反応してしまうらしいです。
症状としては、「全身や身体の一部に痛み(個人差あり)」、「睡眠障害」、「うつ状態」、「こわばり」など他にも多くの障害が出るとのことです。
歩いてたら急に立ち止まり動かなくなったそうで、痛みがとても強く動けなくなることもあるそうです。
特に、発症しているのは、男性より女性の中高年の方に多いと書かれていました。
僕のかかっている潰瘍性大腸炎より患者さんが何倍も多く、国内に約200万人はいるのではないかと言われているとのことです。
自分も難病を持って毎日生きています。
他の方の病気を見たり聞いたりすると他人事ではないと感じるんです。
みんな、なりたくてなった病気じゃないんですよね。
なのに、自分の好きな仕事やプライベートに制限がかかり、今までは考えもしなかったことが自分の身に襲いくる恐怖と闘ったり、共存していかないといけません。
線維筋痛症も潰瘍性大腸炎も、誰がなっているのか見た目にも分かりづらいです。
どれだけ痛く苦しく辛くてもただ痛いんだろうなぐらいしかわからないです。
また、我慢しているのかも外傷がないためわかってもらいにくいんです。
僕は、人より職業上少しだけ筋肉がついているため、言わない限り誰も分かりません。
気が付いてもらっても少し顔色悪いか、ダイエットしたの？顔がよりスッキリしたねぐらい分かりにくいんです。
そもそも仕事中はもうダメってなるまでは絶対に出しませんが。
最近は、発症してから３年も経っているので、自分の現実を受け止めることができたので、むしろ大っぴらに公表しています。
発症してまだ間もない方、職業上や立場的に公表したら現状が悪くなってしまう方も中にはいるんじゃないかなと思います。
僕がそうでした。
パーソナルトレーナーは健康で身体が丈夫な人が指導しているというのがイメージとしてあるからです。
けど、勇気を出してどんな病気なのか、今後仕事をしていく上でこんなことが弊害としてあると僕は自分の受けてくださるお客様に伝えたところ、皆さんとても理解の深い方々で、とても助けられました。
本当に感謝しました。
その温かさに一人家で泣いたこともありました。
今回こうして、ニュースで流れることで、世の中の方に難病にもいろんな種類があって、同じ病気でも軽度から重度、見た目に分かりやすい・分かりにくいなど認知が増えていくといいな。
そして現在、言いたいけど言えない方や悩んでいる方は一度周りに相談してみてください。
難病だからと一人で抱え込まず、受け身にいないで自分から行動して周りの協力を得られるようにしたら今よりきっと過ごしやすい環境になるんじゃないかな。
まだ何もない方でも、いつもの身体を違和感が強くそれが何日も続くようであれば仕事を休んで早く検査しに行ってください。何もなければないで安心ですので。
元アナウンサーの八木亜希子さんの症状も、早く落ち着いて仕事に早く復帰できることを強くお祈りしております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
河合克訓
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