富士山のふもとの森の中に暮らし始めて、
やがて10年になるんですかね。
石の上にも3年、森の中にも10年。
もうすっかり森の住人です。
でも、4~5日も森の中で暮らしていると
無性に人恋しくなってきます。
いまは週一のレギラー番組があって
東京へ出かけているので
ちょうどバランスが取れてる感じです。
この人恋しさは自然の中に限らず、
都会のど真ん中にいて
毎日喧噪のなかで過ごしている人も、
もしかしたら感じている
人恋しさなのでは、と思います。
どこか気楽に集まれて、時間や
お金や、泥酔や、帰宅時間などを気にしなくていい、
気の合う仲間が寄ってくるたまり場、
隠れ家みたいなところが欲しいなと
このごろ思うようになりました。
今話したいことがあります。
今伝えたいことも。
そして聞きたいこと、知りたいこと、
学びたいことも、
まだまだ沢山あります。
森の中にこもっていたのでは
伝わらない、集えない人たちと
気楽に出会うことができる都会のスペースを、
いま真剣に考えています。
今年は
河口湖にある無人島に上陸して、
たき火を囲み一晩語り明かす
清水国明の「大人塾」を
何回か開催します。
その東京版。
大都会の海原にポツンとある無人島で、
人生のこと、楽しみのこと、恋愛のこと
なんでも語り合うことができる空間で、
都会で「国明大人塾」やったら、
来てくれる人、いますかねー。