トレーラーハウスがいい!日本を救う、完璧な備え。 | 清水国明オフィシャルブログ「清水国明のブログ」 Powered by Ameba

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瀬戸内海のど真ん中
岩国と松山の中間あたりに無人島「ありが島」があります。
清水国明が日本一わくわくする無人島キャンプ場を造りました。
これまでの集大成、これからの希望です。
どうぞ遊びに来てください。
http://arigatou.p-kit.com/

今朝も車の屋根にうっすらと雪。


でも、この程度で、ホッとしています。


これから長野へ向かって走るのですが、
まだスタッドレスじゃないもので。

カンバーランドというトレーラーハウスの
会社を訪ねます。


防災のことをあれこれやらせてもらっていますが、
究極の備えは自分の体を防災体質に変えること。


そして住まい備えは、移動可能なトレーラーハウス、
これに勝るものはないという結論です。


自宅近くに置いておいてもいいですが、
理想を言えば一か所に集中せず、
分散して置いた方が被災の確率が減りますね。


2地域居住(マルチハビテ―ション)
を国も進めていますが、


2軒目をトレーラーハウスにして、
お気に入りの場所に移動していくつもの
借景を楽しむ生活は最高です。


とはいうものの、
結構お高い買い物になりますから、


今「森と湖の楽園」でやっているのは、
みんなで共同購入してタイムシェアしようというやり方。


そんなに毎日使うことはないので、
使う日数分だけを所有するというシステムです。


災害に備えるだけでなく、レジャーの時も
有効に、とてもリッチに使えるトレーラーハウスが
喜ばれています。


年に何度か「森と湖の楽園」へやってくる人たちは、
自然を堪能するだけでなく、防災についても
たくさんの学びを得ることが出来ます。


かねてから、100回の防災訓練よりも、
1回のサバイバルキャンプ、と言っています。

既にお知らせしましたが
山梨学院大学の客員教授になりまして、
防災のことについて教えることになっています。

(今ちょっと客員教授には逆風が吹いてますが・・)



夏休みに集中して講義する災害サバイバル講座の
ノウハウやカリキュラムは、
一般の方にも体験してもらえる自然楽校の

研修にフィードバックしますので、


とても濃いキャンプを体験してもらえるでしょう。


今「森と湖の楽園」に設置してあるトレーラーハウスは、
そんなタイムシェアのための一台なのですが、

今日、長野まで見に行って打ち合わせるのは、
もっと広範囲で活用できる災害レスキューの
トレーラーハウス使用についてです。

アメリカにはFEMA(連邦緊急事態管理庁)がありますし、
台湾や韓国でも、災害に備えた専門組織が稼働し始めている
と聞きます。


災害後に派遣される自衛隊や消防のシステムだけでなく、
災害前の備えや訓練を徹底して行う組織の構築が
今日本において急務だと思います。


産官学が連携した共同事業としてやるべきなのは、


災害時に速やかに仮設住宅として使うことが出来る
トレーラーハウスの全国配備、


災害救助専門官の養成や一般人の防災体質改善のための体験講座、

そして、災害時に被災地へ移動して医療や生活支援のセンターと
なる救援トレーラーハウスの備蓄。


などなどです。

NPO法人として私たちが今日まで取り組んできたことを、
もっとスケールアップして、
国のレベルで振興する必要があると思います。


まずは微力ながら自分自身で、
「森と湖の楽園」を、そんな備えや訓練や体験が出来る
施設にすべく、これから長野へ、
トレーラーハウス視察に出掛けることにします。


いってきます。

ちょっと雪が心配。
また報告しますね。