もう寝不足や
過密スケジュールなんかで
心配はかけないでおこうと
誓ったばかりですが、
きのう多摩市での
シェアリングコンサートが終わってすぐ、
中央高速を走って
一人で
福井へ向かっています。
今、深夜の３時３８分。
恵那峡のあたりのパーキングです。
毎日こんな使い方してて
大丈夫かなーと、
運転しながら車の心配してるなんて、
アホですね。
自分の体の方を心配しろって・・・・、
ことですよね。
母がちょっと体調崩して入院したので、
福井の病院へ顔出しに向かっています。
先行して向かった姉からのメールによると
元気なようで、
そんなにあわてず、朝までにゆっくり
休みながら運転してゆこうと思います。
きのうの多摩のコンサートで、
キャンプキッズたちにも
ステージへ上がってもらい、
連休のフェスティバルのときにできたばかりの
新曲、「ひとりにしないで」を歌いました。
何度か被災地を訪ねて感じたこと、
体験したことを多くの人に伝えたくて、
久しぶりの作詞。
何かほしいものは？してほしいことは？
と避難所で聞き歩いていた時に、
隅っこにポツンと座っていた
幼い子どもに言われた、
「ボクのお母さんを探して」という一言から、
この曲が生まれました。
被災して親を亡くした子どもたちには
一人でも多くの、
優しい気持ちで見守ってくれる人が
必要です。
この曲のDVDは今、映像の編集中で、
やがてもうすぐユーチューブにアップ
しようかと思っています。
（なんと、歌詞も英訳してます）
この曲で、子どもたちのことを知り、
支えてあげようと思う人たちが
少しでも増えてくれたら、
と思うのですが、
いかんせん私の歌唱力＆才能です。
自ずと限界があり、
多くの効果を望んではいません・・。
でも、
チャリティーコンペの時と
きのうのコンサートでは、
またしても神が降りてくれたかと
思うくらい、うまく歌えたと、
自分では驚いています。
こんなに歳食ってても自分の母のことで、
こんなに動揺するくらいですから
こんなに幼くして両親を、
突然に亡くしてしまった
子どもたちのことを考えただけで、
もう、・・・・・・・・・。
音と映像つきで見てもらいたい
気分ですが、
今回は歌詞だけ。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「ひとりにしないで」
①
ほしいものなんて
何もないけど
できるならボクの
母さんを
探してほしいだけ
真っ黒い海が
街をさらった
もう帰れない
ボクをひとりに
ひとりにしないで
②
この子のママは
今はもういない
抱きしめてくれる
ぬくもりを
きょうも待っている
いい子でいるからと
涙こらえる
こんな幼い
子どもがひとりで
ひとりで生きてゆく
③
あなたが残した
大切ないのち
きっと守ってくれる
人がいる
大きな愛がある
そこから見えますか
あなたの子どもを
抱きしめ泣いてる
優しい人の
愛が見えますか