【解決】「アポストロフィーエス('s)」と「of」は全然違う! | 学校では教えてくれない本物の英語(hiro式・英語上達法)

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動画で、内容をご覧になりたい方は、下記から。
https://newlifeproducer.com/english/of/
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こんにちは、hiroです。

皆さんは、例えば「佐藤さんの本」という日本語を英語にする時、
「Mr.Sato's book」なのか、「book of Mr.Sato」なのか。
この2つの違いについて、迷ったことはありませんか?

一見同じように感じますが、実は、この2つ
全然違うニュアンスになっているんです。

そこで、今日は、「○○の」と言うときのアポストロフィーsを使う形と、ofを使う形の違いについて、すっきりわかるように解説していきます。

早速ですが、この違いを理解するカギは、やはり、「of」です。
「of」にはいろいろ説明の仕方はあるんですが、
まずここでは、「全体から一部を取り出す」というイメージで理解してみるといいです。

「全体から一部を取り出す」とは、どういうことかというと
「全体」を語る上で、
「その一部」というのは、
「大事な要素」なんですという意味です。

例えばですね。

皆さん、年末にはいつも「流行語大賞」と言って、
その年を代表する言葉が選ばれますよね。

この「流行語」は、英語でなんて言うかというと、
word of the yearと言います。

これ、ofが使われていますが、
全体である「その年(the year)」を語る上で、
その一部である「言葉(word)」が欠かせないというニュアンスで、
英語で、流行語は「word of the year」という表現になっているんです。

他にも、その年を代表する車は、
car of the yearという英語、聞いたことがあると思います。

これも同様に、the year(その年)を語る上で大切なcarだから、
car of the yearという表現になっているんです。

つまり、このA of Bを使う時は、「Bを語る上でAは大事なもの」
というニュアンスがある時に、好んで使われます。

では、今回の「book of Mr.Sato」はどうかというと、
同じように考えればいいんです。

佐藤さんを語る上で、欠かすことのできない本と言うニュアンスなので、

例えば、佐藤さんの代表作の本というようなニュアンスであったり、
あるいは、佐藤さんにとって大事な本のようなニュアンスになってきます。

つまり、単なる本ではなく、
佐藤さんにとって、あるいは佐藤さんを語る上で
欠かすことのできない本というニュアンスになります。


それに対して、Mr.Sato's bookは、そこまで深い意味はなく、
単に「佐藤さんが所有している本」というニュアンスです。

2つのニュアンス、全然、違いますよね。

単に所有を表す「○○'s」と、
全体の中の大事な一部を意味する「of」のように、
2つの違いが理解できると、今後、どっちにするか迷った時でも、
自分でも判断できるようになってきます。

では、これから、2問くらい問題を出すので、
ちょっと考えてみて下さい。

日本の首都である東京を表現する時。
英語で首都は、capitalと言いますが、
それでは、日本の首都と英語言いたい時、

Japanese capital
なのか
the capital of Japanなのか、
どちらが正しいと思いますか?

当然、首都は日本を語る上で大事な都市ですよね。
だから、「日本の首都」を英語で言うと
「the capital of Japan」になります。


では、「アメリカの机」ならどうですか?
American deskか
desk of Americaか?

これは、やはり、American deskです。
なぜならアメリカを語る上で、
机というものがそんなに重要な意味を持っているわけではないですよね。
だから、アメリカの机という場合は、
やはりAmerican deskという表現が普通使われます。

それに対して、アメリカの大統領なら、
英語では、
president of the United Statesと言います。

これは、やはり、大統領はその国の顔ですので、
the United States' presidentとか、American presidentとは、普通は言いません。

いかがでしたか?

「○○の」と言うときのアポストロフィーsを使う形と、
ofを使う形の違いについて、お分かり頂けましたか。

今回は、全体の中の大事な一部を意味する「of」について解説しましたが、
実は、全体の中で、「そんなに大事ではないof」というものもあります。

それが、動画冒頭でもちょっと出てきた
think of とか
hear of
know ofの「of」なんです。

「think」と「think of」
「hear」と「hear of」
「know」と「know of」

これは、一体何が違うのか。

これについて解説すると、
ちょっと動画が長くなりすぎるので、
これらの違いも知りたいという方は、
私の公式LINEの方に、「of」とメッセージを送って頂くと、
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