お葬式覚書 | マナりんごのHello☆海日記 ときどき投資とお酒の日記

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いつまでたっても、初心者のアラ50独身へっぽこサーファー☆
2014年に関西から宮崎県にお一人様で移住しました。

2019年12月から、株式投資を始めました。これまたヘッポコですがw
そんなヘッポコなアラ50の日記です。

ワタクシと父はそれほど仲良くなく。

無口だったので、あまり会話を交わさず。

突然ではなく、亡くなるという事が分かっていたため、少しずつ受け入れることができていたと思ったのですが。


多分、ワタクシの人生の中で、一番ワタクシを愛してくれた人間が居なくなったこと。


思ったより大きなダメージでした。


もちろん、まだ母も居ますが、母は明らかにワタクシより兄が好きなので(仕方ないですね、娘が父親にとって特別な存在であるように、息子も母にとって特別な存在でしょうから)

そういうところも寂しさを覚えてしまうのでしょう。


さて、これまで身内のお葬式は完全なお客様状態でしか出席したことが無く。

どういう事をしていけばよいか分かりませんでした。

母が、ある冠婚葬祭会社の互助会に入っていたことも(元々はワタクシの結婚式用w)あり、そこでお願いすることに。(30万円のコース)

会館についてから、お寺さんに来ていただき、枕経をあげていただいてから。


葬儀の話(ま、お金の話w)


ワタクシは、30万分はあるのだから、足が出ても20万くらいかなーと思っていた(家族葬だし)

担当の方が、コースに含まれている部分と、いわゆるオプションを説明。

ワタクシは母と喪主である兄に任せて口を出さなかったのだけど。


すべて、「はい、お願いします」「はい、お願いします」とオプションをつけまくるびっくり


「湯灌はどうされますか?」



「はい、お願いします。」

とあっさり頼む。

「えええええー」←心の声


顔を見合わせるワタクシと兄嫁びっくり

ちなみにお値段は95000円!!


会員価格で75000円!!

その他もいらんオプションいっぱい。

「司会者のお値段が15000円」と話し始めたときにワタクシがとうとう遮る。


「たった4人の家族葬なんですよ、司会者っていりませんやん、お坊さんの御経が終わったら、お焼香して出棺すればいいじゃないですか」

と言っても、スムーズな進行のためにそこは譲ってくれずショボーン


一通り見積もりが出て、話が終了し葬儀屋の人が外に出たとき。


ワタクシは母親に詰め寄る。

「一応病院できれいにしてもらってるし(最低な病院やったけど)、湯灌いる?(75000円)骨壺に名前掘る?(ちなみにそれだけで55000円)花そんなにいらんやろ(50000円)」


と、話している間に納棺師の方々が到着。

もう、キャンセルはできないえーん


でも、ワタクシはそれから担当者を呼び出し、削れるところは削りましたが、結局トータル80万弱かかった赤ちゃん泣き

お葬式ってこんなにかかるもんなんだな、とびっくりびっくり


でも、無駄だと思っていた湯灌。

終わったあとの父は、これまで見たことのないいい顔をしていました。


母が、

「あれ?お父さんこんないい男だったかね?」と眺めている。

元々シワも少なくて、髪の毛も黒黒して、少しは少なくなっているが、禿げてもない父は年齢よりかなり若く見える(ワタクシのいとこの弟とか言われてたw)


多分ワタクシのシワの少ないのは父からの遺伝なんだなーと思いながら、穏やかな父の顔を眺める。


高かったけど、湯灌はやって良かったと思うし。これから誰かを見送る際はやってあげたいな〜と思ういい儀式だなと思ったマナりんごなのでした。