ヨーロッパ建築巡礼記 改 デザインで豊かな生活を -29ページ目

お茶の教室

彦根で元々は築50年以上の風情ある茶室で茶道教室をされていましたが、相続の関係で残念ながら取り壊されることになり、住まいの方で引き続き茶道教室ができるよう和室を整備しました。

なるべく既存を活かしながら最小限の手数で水屋などは新設して形にしました。

 


障子や襖も張り替えましたが、床の間は置き畳を、水屋前のフローリング部分も置き畳で大工工事をせずできるだけコストをかけないで調整しました。

近江牛のこにし本店

 

近江牛でBBQをしようと「近江牛肉専門店・こにし本店」さんの近江牛をいただきました。

 

今の季節は奥様のご実家である栃木日光の天然氷を使ったかき氷でも有名なお店です。天然氷は頭がキーンとこない氷ですが現在日本で天然氷の蔵元は5軒のみだそうです。そのうちの一つである栃木日光の天然氷蔵元「松月氷室」が奥様のご実家なので彦根でも食べられます。かき氷好きの方々が遠方から来られる人気店です。

 

 

天気も良かったので外で炭焼きで美味しくいただきました。お肉の厚みや大きさなどが本当に抜群です。

 

 

彦根で近江牛をお探しでしたらおすすめの美味しいお肉屋さんですが、お店は2021年竣工、ご自宅の方は2013年竣工で設計させていただきました。

 


彦根市の花しょうぶ通りで現場打ち合わせ

 

彦根市の花しょうぶ通りで彦根市文化財課の担当者、工務店と設計の3者で現場打ち合わせを行いました。花しょうぶ通り商店街の通りは重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

 

重伝建については以前こちらのブログでも概要をまとめています。

 

 

 

ホームページの方にも詳しくまとめています。

2019年度の事業はこちら

 

2020年度の事業はこちら

 


重伝建地区に選定されると、地区内の建築物その他の工作物について、新築、増築、改築(修繕、模様替え、その他外観を変更するものを含む)を行う際に一定の制限がかかる一方で、その風致・町並に適した工事等については、国の補助を受けることができます。

今回も補助事業として今年度の1件は弊社で設計させていただいております。今回で3件目になり、来年度も2件長屋が動いています。

 

2021年の大雪で庇が折れたり、傾きがある建物なので丁寧な修理が必要になります。どの部分をどのように修理するか彦根市の文化財課の担当者含めて協議していく必要があるため現場で確認しました。工事は9月か10月からの予定です。

 

 

彦根の花しょうぶ通りではこれで4件目の設計になります。

一番初めは2013年竣工の住宅なのでもう10年この地域で何かしら関わっていることになります。

 

米原の二世帯住宅

 

 

引き渡しから1年経った米原の二世帯住宅に追加で頼まれた洗面の横への可動棚と2階ホールのプリーツカーテンの施工確認へ行ってきました。

 

 

 

 

薪ストーブの横に永源寺の道の駅で売っていた飛び出し坊や。普段は外で見るものが家の中にあると可愛いですね。薪ストーブはネスターマーティンのS43です。

 

 

 

祖母の家のリフォーム工事費用

90歳になる祖母の家のリフォームが解体着手から約1ヶ月の工事期間でお盆前までに完了しました。

築50年ほどの田舎建ちの木造家屋ですが今回のリフォームの目的は大きく2点。

1点目はトイレと寝室の関係です。
祖母が就寝している部屋からトイレが最も遠い位置にあるため夜トイレに行くのが不便で大変でした。
夜のトイレ問題を解消するためトイレ横に物置となっていた和室があり、そこを洋室にしました。

2点目は冬場寒くて入り口に段差があり危ないお風呂です。
昔ながらの無断熱のタイル貼りの在来浴室が段差も含めて寒くて危ないため安心して入れる段差のないユニットバスにしました。
今回の工事期間中、お風呂に入れない日がないようにして欲しいとう希望がありました。
通常の浴室改修であれば古いお風呂を解体してから配管などを更新し、新しく浴室を作るため解体してから新しくなるまでに数日は必要になりその間はお風呂に入れなくなります。今回は廊下に新しくお風呂を新設することでお風呂に入れない日がないようにしました。
既存の浴室が増築されたもので天井が極端に低く1.9mでした。通常でしたら天井裏のスペースがありそこも利用するとユニットバスは納まりますがコンクリートブロックで壁を、コンクリートスラブで天井まで作られていたため天井裏のスペースがなくユニットバスを設置することができない構造でした。
少し広めの廊下のスペースがあったのでそこを浴室にして脱衣室も合わせて新設することで問題が解決できました。

 

 

工事が完了し、おばあちゃんは新しい部屋で就寝し、新しいお風呂での生活がスタートしましたがとても快適で嬉しいと喜んでもらえて良かったです。
今までは夜中に必ずトイレに行っていたようですがトイレがすぐ近くにあることで心理的な安心感からトイレに行く回数が減ってよく眠れるようになったみたいです。

 

上記図面の着色部が今回の工事範囲です。

工事費用を分かりやすく項目毎にすると

 

①6畳の和室を洋室にする工事 90万円

床、天井を解体撤去し、新たに床壁天井をやりかえ。

ドアも引き戸を新設、照明、エアコンも新設。

 

②廊下に浴室を新設する工事 150万円

廊下の床を撤去し、給水、給湯、排水を新たに外の給湯器から新設。

ユニットバス(TOTOサザナ1717)を設置。

浴室を囲う新たな壁を新設。

ユニットバスは手すりや暖房などの機能付き。

 

③脱衣室を拡張して、元々の在来浴室を納戸にする工事 60万円

廊下に浴室を新設したことに伴う既存の脱衣室を拡張。

床、壁を撤去し、新たに間仕切り壁、ドアを新設。

タイル張りの在来浴室は解体する費用が勿体ないことから

タイルや浴槽を撤去せず新たに下地から床壁天井を仕上げて納戸に変更しました。

 

④隣の畑への屋外手すり工事 15万円

図面には見えない範囲ですが家の裏にある畑へ行くには急な坂があることから

毎日行き来してるものの転ぶと危険なため屋外手すりを新設しました。

 

⑤その他 85万円

養生、解体、発生屑処分費、金属建具、網戸修理、電気工事(コンセント、スイッチ、照明)現場管理費などの合計

 

 

以上で合計400万円(税別)のリフォーム工事費用でした。