ヨーロッパ建築巡礼記 改 デザインで豊かな生活を -146ページ目

ミュージアム

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先日近江鉄道ミュージアムに行ってきました。今まで存在を知りませんでしたが彦根駅の東口にあります。開館日は基本的に月1回のようでそれ以外は開いていないレアなミュージアムですね。
線路の上に昔の機関車が展示されています。蒸気機関車とは異なり電気機関車が特徴のようです。
線路を歩けるので息子も喜んで歩いていました。

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ちょうど見上げて見える高架は彦根駅の西口と東口をつないでいる連絡橋です。

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こちらはヤンマーミュージアム。長浜のヤンマー工場の敷地内に新しくできたようで子供連れでいっぱいでした。屋上はビオトープになっていてアメンボやメダカや生息し、ウゥドデッキの空間です。中はディーゼルエンジンやヤンマーの重機などを子供が楽しんで見れるよう展示、体験できる内容でした。

建築自体は新しく、水盤に囲まれて屋上緑化された建築で大手組織設計事務所の日本設計の設計です。
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(日本設計HPより)

新旧のデザイン

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床、壁下地が仕上がり現状実測ができる段階になったので現場で細かい寸法を測ってきました。
これからデザインの要になる鉄骨手摺や階段の制作図に取り組みます。

図面段階でイメージはできていますが、リノベーションなので高さ関係など全て細かい調整が必要になってきます。10ミリ違うだけでもデザインの整合性をとるため全ての寸法をチェックし仕上げの作図に入ります。

歴史ある骨組に現代的な鉄骨の手摺や階段などをうまく融合しながらも質の高いデザインを目指します。

外観

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少し前に足場が取れましたがいい感じの佇まいです。

プレゼン模型の制作

いつも模型作成中の写真は撮ってなかったので完成までを簡単にご紹介。
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プラモデルと同じく組み立てるためのパーツを切り出します。プラモデルですとパーツがある状態から自分で切って組み立てていけますが、白紙からつくる設計の場合はパーツを切り出すための型紙を各部屋の全ての壁面で必要になってくるので図面を書きます。模型制作のウエイト的には制作前のこの作図段階で労力の3分の1はかかっています。

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切り出した壁のパーツを組み立てていきます。
この段階まで来ると頭の中でイメージしていた形がリアルにイメージできるようになってくるので楽しくなってきます。

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壁以外に屋根なども作って仕上げです。リフォームなどの場合は構造整理、把握のため現状の骨組みの模型を作って設計の検討をしていきます。

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持ち運び用に専用の箱を作って納めます。住宅の場合は縮尺50分の1で作ることがほとんどで単純に50倍すると実物の大きさになるわけです。

教え子との再会

不動産屋で打ち合わせをしていた帰り、その不動産屋で働いていたスタッフから武田先生と声を掛けられました。ちょうど2005年、2006年と彦根工業高校の建築科で指導していた時の教え子でした。思い返すと7年ほど前のことでヨーロッパの旅の話など覚えてくれていたようで、建築ではなく不動産ですが建築関係で働いてくれていることは嬉しいものです。

高校で指導していたのは僕が23歳、24歳の頃ですが一人でも建築自体の魅力を伝えられるよう授業のプログラムの中で僕自身のリアルな体験から建築を語っていました。今日出会った教え子以外に建築家を目指して設計事務所で働いていたり、行政だったり、大工になったり、現場監督をしていたり意外と多くが建築関係で頑張ってくれています。

高校の2年間では160人ほどが自分と関わった学生達でしたがそれぞれが頑張っている状況が知れると、自分なりに試行錯誤して指導していた甲斐があったなと思えます。

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今日の打ち合わせでは彦根の自分が勝手知ってる小学校区での土地。これから提案するためのスタディが楽しみな計画です。