水行末

水行末

第3の人生の足跡の備忘録のためのブログです。

7月14,15日(休日)

 同じ日にMBLとJBLの野球観戦で時間を潰すことができる、有難いことだと思う。阪神もこの時期までは健闘しており、セ・リーグは0.5ゲーム差に4チームがひしめく混戦となる。

 15日は昼食に吉野家に行き、兼ねてより焼き肉に肉皿を追加して食べようと考えていた。ところが、近所の吉野家にこの組み合わせの定食があった。早速この定食を注文、美味しく頂いたが、意外に肉皿と焼き肉は合わない事が判った。

 中央、焼き肉、右は肉皿調和は取れない。

 

 沢木耕太郎が凄いなと思った所を確認するために「Coyote」を再読する。この本の中で旅へ誘う本として紹介されている「何でも見てやろう」(小田実)に関する書評を見ると、

「・・・・(小田実を)しだいに読まなくなっていきます。虫瞰図と鳥瞰図、偉い人とただの人、殺す側と殺される側というように、ある種の二分法によって描かれるもの多くなり,分かりやすいけれど何か大切なものをすくい落してしまっているのではないかと違和感を覚えた」との記述がある。

 私は、このような感情を上手く文章化できないが、小田実を読み続けることは無かった。改めて沢木耕太郎の文章化の力は凄いなと・・・・・

 この本を買うほど、当時は「深夜特急」にはまっていた。

 

16日(火)

 出社、会社の傍にある「ファミリーマアート」での出来事、突然、店内に轟く大声で子供を叱る中国人の父親、父親に悪態をつく幼い男の子。すぐに言葉ではなく、父親が暴力に訴えようとする。見かねた店員さんが父親の行動を止めに入る。それでも子供は父親への悪態を続ける。

 このような風景を見ると、改めて異文化共生など相当の覚悟がないとできないことを知るべきだとなあ・・・・

 

17日(水)

 成果品の提出、成果品の最終段階での修正について、施主が怒る。相互に言い分はあるのだが、基本受け負けの社会。帰路はもっぱら担当者の慰め役に徹する。

 

18日(木)

 私が健康保険の取り扱いについて誤解していたため、家人の健康保険証の入手が遅れる。市役所、会社へ電話、資格喪失証明書を入手して市役所での手続きが必要と判る。会社へ電話、次週に資格喪失証明書入手の段取りをする。

 近所の安価な大衆理容室へ行き散髪、散髪時間はブータン並みの10分程度の短時間、洗髪付きで2000円以下。安い、もう後期高齢者なのでこれで十分だろうと思う。

 

「見る将」王位戦、久しぶりの渡辺九段の勝利。勝ち方が渡辺九段らしい勝ち方なので、今後に楽しみを残す結果となった。もう昔のように一方的に藤井さんを応援する気持ちは無い。

 昼食はモスバーガー、昼食を装うと1000円近くなる。まあ、海外で食べるとこれぐらいでは済まないと聞く。

 

19日(土)

 10時起床、ネットで確認する日本、世界のニュースが暗いものばかりだ。ネズミの目を持つ知事は往生際が実に悪い。自分では辞められないのだろう。

 次回の地方選挙で“維新”を関西から放逐するぐらいの結果を示さないと・・・・彼らは変わらないと思う。

 

20日(日)

 高校の関西地区同窓会が大阪で開催されるので出かける。大阪駅前のビアホールで、15名近くの同級生が集まる。ある者は海外旅行を語り、ある者は闘病生活を語り、ある者はヨガへ取り組みを語る。実に多士済々。

 

 さすがに、後期高齢者になった今は飲酒量が減っているし、2次会へ行こうと云う者はいない。次回11月の再会を約して解散。大学の同窓は多くは同業者だが、高校の同窓生は職業がバラエティーに富み、話が面白いと思う。11月を楽しみに待とうと思う。

 皆さん、楽しい一時を有難う。

7月9日(火)

 前日(7月8日)の帝塚山学園における講演会は近頃では実に珍しく充実したイベントだった、この日は出社。雑用の処理と今後の予定の確認。

 東京都知事選挙も終ったが、余韻は続く。兵庫県庁における“パワハラ”問題も告発した県民局長の要職にあった役人が自死した、この問題に関連した何人目の犠牲者なのかは知らない。「維新」も今後のことを考えると、知事を簡単に辞めさせることはできないのだろう。

 そうこうしていると、関西のローカル政党に過ぎない維新の存在意味すら疑われることとなると思うのだが。

 

 この間不愉快と感じる政治家が多い。

 河野太郎は、親父の馬鹿を引き継いだうえに、半端ない傲慢さを身に着けている、記者会見における彼の態度の不遜さは実に不愉快極まりない。

 レンホウ氏の敗戦後の挙動は、潔さの片鱗もない、これもまた不愉快なものである。知事候補の石丸氏も泉房穂氏も“パワハラ”力は現職の兵庫県知事に負けないと思う。それでもテレビでコメンテーターを務める厚顔無恥とは感じないのだろうか?

 

7月10日(水)

 仕事上の打ち合わせに出かける。打ち合わせの内容の多くが書類の書式に類するもので、精神的には楽ではあるが、逆に消耗の要因ともなる。(一日を何に使っているのだろう?と考えると疲れる)

 天満宮は何時も何かのイベントの準備をしている様子。

 打ち合わせ後の時間を使い、大阪北野天満宮へ、学問の神様なので、孫たちの学業成就を祈念する。子供たちはもう神様にお願いしても効果はないと諦めての事。

 

7月11日(木)

 終日自宅で過ごす。

 

7月12日(金)

 月に1回の友人との昼飲みで大阪まで出かける。色々な話題を話す。私に関しては体力の衰えの自覚意識が日増しに増えることが気がかり、何時までこのように昼のみに大阪まで出かける体力と気力が続くのかと不安となる。

 友人との飲み会の会場に定着した大阪駅ビル地下の「まじめや」こここで、サーボーグADのYoutuberと会った、当然挨拶などしていないので、向こうは知る由もない。美人であったことだけ印象に残る。

 

 

13日(土)

 図書館へ出かける。図書館へ出かけ新聞に目を通すと云うルーチンも、近頃あまりに新聞の内容が酷いので、眼を通す意味を見出し難くなっている。

 昼食は近くの“松のや”で新メニューのビーフカツを初めて食す。何時も食べているトンカツより高価となるが味は微妙?

 老人になったので、もう少し食べるものに執着するか?と思ったが、食べ物に関する執着は私にはほとんどないようだ。

 

7月1日(月)

 今年も半分終わったなと感じつつ出社。今週末に検査が予定されているプロジェクトの成果品のブラッシュアップに取り組む。基本設計は他社が実施しているため、基本設計の検討成果の内、我が社が今回も踏襲しているところと、基本設計成果を見直ししているところを明確化する事、すべての数字の根拠を明らかとすること、等を担当者に指示。

 

 夜は、後輩からのお誘いに応じて三宮で一献。ネズミの目を持つ知事のパワハラ問題の経緯を聞く。この日は体調最悪でよく飲みに行ったな、と後から思う。咳が止まらないし、鼻水はひっきりなしにでる。ハンカチは鼻水専用となる。

 ネズミ目の知事は、この程度の事では職を辞することは無いだろうと意見は一致する。

 

7月2日(火)

 肝臓の調子が悪く医者から飲酒を禁止されていた友人が1か月の禁酒を経て、飲酒が許可された。このため、早速、老人4人が集い三宮で昼飲み。私は咳も止まらないし体調最悪、早々に帰宅寝床につく、咳、鼻水で眠れない。

 時として咳が続くと呼吸もむずかしく感じる。ここに至って私はコロナに感染しているのでは?との疑念を持つも、まあワクチンは5回接種しているし・・・病院へ出かける気はない。

 

7月3日(水)

 近所の銀行へ行き、いろいろと相談、昼寝も十分取り体調回復に取り組む。夜になると咳、鼻水がようやく収まる。

 沢木耕太郎の本を再読、改めて、沢木氏の感受性の高さ、文章力を再認識する。才能に富む人は居るのだと・・

 

7月4日(木)

 明日の打ち合わせ時間の確認のため、会社へ電話。昼食は久しぶりの吉野家。

 久しぶりの吉野家昼食、ウナギ、肉皿、美味しく頂いた。

 

 イオンで夏の短パン、Tシャツの購入。思えば4年前コロナ騒動が全世界に波及し始めたころ、任地のコスタリカから体一つで帰国した。このため、現地のJICA事務所には、すべての食器、衣類は日本への返送せず、すべて現地での処分をお願いした。

 このため、現在の私は服なし人間であることを時として認識させられる事となる。まあ、必要最低限の服さえあれば、残りの人生にも困りはしないだろう。

 

 

7月5日(金)

 奈良県まで業務の検査に出かける。いわくつきの案件で一時は完成も危惧されたが業務は無事完了、検査も合格となる。関係者の一人である私も正直安堵する。

 夕食は、梅田の食堂街にあるコロナ禍で一時閉店していたお店でサービス定食を注文、ビールで検査合格を祝して一人で乾杯。

 

 6日(土)、帝塚山学園での講義のため、近所の100円ショップで京大カードを求めるもない。まあ、あの程度の質を100円で求めるのが間違いだと思う。

 

7月7日(日)

 藤井王位と渡辺九段による王位戦第1局、2日間かけて戦い千日手の指しなおし局、深夜になって渡辺九段が99%勝率と優位を築くも、最終の詰めを間違い、混戦模様になる。1手ごとに優位が変わる。最終段階の混戦ではAIと藤井王将のみが理解していると思われる局面となる。

 時として、局面を理解する指標はAIの示す数値より藤井王位の表情ではないか?とも思える。藤井王位はある意味人類の最先端にいるのだと思う。

 最終的には藤井王位の勝利、渡辺九段には悔しい敗戦となる。

 

 甲子園でもリードされた阪神が九回の土壇場で逆転、この日は逆転の日なのだ。

 

7月8日(月)

 帝塚山学園まで出かける。高校2年生の女子生徒を中心、数人の男子生徒を含む20数名の学生にブータン、コスタリカの経験を話す。

 1時間の講演の後の質疑でも多くの質問、コメントを貰う。この学校の生徒は優秀だと感じることができた。何れの質問も的を得たものだし、意見も高校生と思えないくらい確りしたものだった。

 講演会開始前のスナップ、優秀な生徒さん達でした。将来国際社会でも活躍してほしいと思う。

 

 久しぶりにいい経験をさせてもらったと思う。

日々の出来事

 

6月25日(火)

 元の会社の有志が始めたOB会へ出席のため高槻まで出かける。このOB会は、本来詩吟の会だったらしいが、目的も変わり、メンバーも変わり、かつ高齢化が進行し、鬼籍への転籍?者がぽろぽろと続くため、会の解散を視野に入れて会議が進む。 

 後日、議事録が届くが、ほとんどの事項について記憶がない。多分ほとんどの話について、話題が各人の老化進行報告の話と判ると、私の頭の中の記憶回路が即座に遮断されているのだろう。

 要は老いているのだ。自分の老化は十分に自覚しているし、他者のそれは・・・・あまり聞きたくない。

 

26日(水)

 近所の住友銀行に出かけ、ファンドの運用状況を聞く。もともと、少額の運用なので昨今の株高の影響もあり、運用益が少しでているが、私には損をしていないことを確認すれば充分。

 近所に咲いたアジサイ、時期を失しているのか色相が鮮やかではない。

27日(木)

 月曜日に行った帝塚山講演資料の作成成果を踏まえ、自宅で少しの作業。帝塚山学園での講演資料として、

①    ブータン、コスタリカでの私の活動報告PPTを概成させる⇒講演時に用いるPPT

②    PPTの6枚を1ページにPDFにまとめる⇒生徒への配布資料

③    講演会のレジュメ作成、ブータンで小規模水力発電を導入するとのケース・スタディ資料

これらの資料を帝塚山学園の担当の教師にメールする、講演会当日のスケジュールも確認用にメールする。

 

 これで、後は講演の練習をして時間内に講演を終了するように準備することが課題となった。

 

 

28日(金)

 お世話になっている会社で開催される新人歓迎会へ参加のため、ゆっくりと出社、小規模な会社なので、人の入れ替わりは結構多い。新卒の男性1名と中途採用の女性1名の新人歓迎会。

 帝塚山学園の先生より返信あり、7月8日の講演会について連絡がある。配布資料等の段取りはすべて用意するとのこと、私の任務は講演と質疑だけとなる。

 

29日(土)、30日(日)

 買い物、肝臓が悪くなって昼のみが出来ないという友人から、1か月に及ぶ禁酒効果で飲酒が可能となったとの報告、早速、昼のみのお誘いが届く、お誘いありがとうと返信。

 次週の予定を整理、スケジュールが黒塗りとなることは有難いことなのか?もう、シンドイなとも思う。

 

 

 近所を散歩、バブルの頃建設された企業の社宅、この建物以外にも多くの社宅が閉鎖されている。

 

6月19日(水)

 大阪市との打ち合わせから午後帰宅。ネットで時間を潰す。今年も将棋のA級順位戦が始まる。この日は豊島九段と佐々木勇気八段戦、夜に入っても豊島九段が優位、実力的には妥当と考えるも、踏み込み時期の見誤りで勝負が長引く、深夜に入って佐々木勇気八段が徐々に逆転、勝ち切る。

 この勝負を皮切り?に今年のA級順位戦では上位者の敗退が続くこととなる。

 

 YOUTUBE でサッカーを見る。U22、アルゼンチン戦をみる、5-2で日本の完勝、男子にも劣らず「なでしこ」も強い。ひと昔前の体力的な劣勢から負けても仕方がない、との感想を持つことは、大谷翔平出現後少なくなったと思う。

 

6月20日(木)

 「見る将」は続き、藤井叡王対伊藤匠7段戦、5分で迎えた第5戦、終盤に藤井叡王が攻め時期?を間違える。藤井八冠が七冠へと初めての後退を味わうこととなる。正直、驚く。

 

 パソコンのキーボードの内、TとUが応答しなくなったので、新しいパソコンを買うよりキーボードだけを購入した。何より3000円以下と安いし、ソフト読み込みとパスワード再設定という手間を考えるだけで心が萎えたからである。

 ところが、である、今回はあろうことかハイボール満杯のサーモカップをキーボード全面にぶちまけてしまった。

確認するまでもなくキーボードは死んでしまった。その日に新しいキーボードを購入した。 (キーボード写真)

 

6月21日(金)

 奈良県打ち合わせへ同行。最終成果を相互に逐一確認するため時間を思ったより使う。近傍にある処理場内の標語。

 

 当時の知事の手になるものと思われる。昔の然るべき地位の人の筆は見事と思う。

 

 ウクライナ戦争が始まって、もう900日近くとなった。もともとはロシア連邦の一部に過ぎないウクライナは、国力から判断して数年も抵抗を続けていることは奇跡だと思う。

 一方、プーチンはもう外遊は北朝鮮とかベトナムぐらいしか出かけられない、北朝鮮など岩手県にも生産力が負ける国だし、国民生活を守ると言う国家としての最低要件も満たせない国で、国家として体をなしていない。

 プーチンの下劣さは、戦争を続けることが自らの延命手段と理解した上で戦争を継続しているし、戦況が悪化すると必ず和平を呼びかける。

 ウクライナ戦争は国力が劣っても、友人をもっていれば強大な侵略者とも戦えることを示したことに意義がるのだろう。

 

6月23日(日)

6月24日(月)

 出社、部会。7月8日に予定されている。帝塚山学園での講演会の資料の作成、とりあえず、講演会のレジュメと講演用のPPTを概成させる。来週にはこの講演用飼料を事前に送付する予定である。発表の練習も・・・

 youtube で旅番組を見る、シゲ旅のインド旅行、アンドロイドのお姉さんのネパール旅行を見る。ああ、もうこのような旅を私自身で行くことはもうできないと、少し悲しい。