顕進様との訓読会(4) | 親と子の訓読家庭教会

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後天時代に於ける子女教育を考える

先回からの続きです。

「若くても内的に成長している人もいれば、年をとってても内的に幼い人もいます。あなた達は内的に早く成長して、為に生きるのです。そうやって祝福中心家庭は人々の一番の証になっていかなければなりません。」

「私は我々の食口を見て時々恥ずかしく思う事があります。モルモンはアメリカで4番目(?)に大きい宗教ですが、その教えはずい分へんですね。そして青年教育、家庭、コミュニテイーのシステムがしっかりしています。(御父様も昔モルモン教はアメリカの洗礼ヨハネの使命があると言われた事がある)」

「人を責める必要はありません。我々の運動がおかしくなってしまったのは、我々祝福中心家庭誰をのぞいて誰のせいでもありません。」

「私は祝福中心家庭に対して責任を感じます。」

「現在の教会からエゴイズムを感じます。アダムとエバの失敗の時、イエスの摂理の失敗の時と同じです。今もその時から続いている、同じ様なエゴイズムを感じます。」

「真理は変りません、いつも一貫しています。しかし嘘・偽りの組織はいつも変って一貫性がありません。見ていてください、本物は変らないのです。」


以上が今回の訓読会の要点ですが、最近の顕進様のスピーチを聞くと、大きく分けて四つのポイントがいつも出てきます。今回はその四つのポイントを私なりに解説してみたいと思います。

その一番目は人間の5%の責任分担です。顕進様は特に後天時代に於いては、ただ単に組織や指導者に従うだけでは責任分担を果たした事にはならないと言われます。自分自身が本心と本来の原理とそれから来るところの本来の摂理に忠実に従っていくことによって責任分担を果たさなければならないと言われます。更に、現在多くの食口が間違った方向性に従って行くことで、一番犠牲になっているのは私達の二世・三世であるとも言れます。


二番目は我々祝福中心家庭が、自らの責任に於いて解いていかなければならない四つの原理的、摂理的根本課題です。それは、1)摂理の中心(もしくは主人)は誰か、2)メシアの本来の使命は何か、3)メシアの再臨の本来の目的は何か、4)祝福中心家庭の本来の使命は何か、という事です。


三番目はサタンの二つの扉(もしくは柱)です。その第一の扉が
Self-Pityで、辞書で見ると 自己憐憫(れんびん)と訳されていますが、これは自分が自分自身を可愛そうと思う心です。その第二の扉が傲慢性です。そしてその両方のサタンの扉が自分と他人を比べるところから来ている様に思えます。それを克服するには自分を捨てて、神の位置に立って見るしかないと思います。


四番目は以上三つ全ての結論にもなりますが、我々がまず神を中心に信仰生活をしないといけないという事です。これに関してはあまりにも当たり前の事のように思われるかも知れませんが、実は私達は神様よりはむしろ、組織や、他人や、責任者をいつの間にかもっと意識したり、動機にしたりして信仰生活をしている事が意外に多いのです。ですから、顕進様は色々な話や訓練を通じて我々がまず神中心の人間になる様に指導をされているのです。


さらに神を中心とする生活をすると奇跡が起こります。顕進様は、個人から始まって大きな組織にいたるまで、色々な自らの奇跡的の証をされながら、摂理を進めているのは自分(顕進様)ではなく、あくまで神御自身である事と、自分(顕進様)は精誠を立てながら命がけで5%をはたしている事をよく話されます。そして顕進様はそられの体験を通して、いつも神に対する感謝の気持ちが沸いてくる事を話され、我々にもいつも感謝の気持ちで生活する事の大切さを訴えられます。


最後に、今回の訓読会で、顕進様が一番終わりに言われた言葉が特に感動的でしたので解説します。善と真理を追求する者はいつも一環して変らないという部分です。たしかに顕進様のスピーチや方針を聞くと、たとえ時と場所と対象によって説明の仕方や深さが変化しても、その原理的発想、摂理的方向性、基本的方針は私が知っているだけでも最低10年以上も全く変っていないのです。色々な困難や回りの迫害があっても一切変わりません。この方の目には神の創造理想と御父様の愛しか写ってないのでしょう。

その反対に嘘、偽りの人や組織はいつも変わります。なぜならば彼らには、表と裏の目的があって、いつも新しい説明の対処に追われるので、一貫性が保てないのです。


余談:
もう一つ、今回の訓読会の少し前に起こった顕進様のハンティングでの証を紹介したいと思います。顕進様は今回ユタ州のある山に行かれて、そこで大変大きな幻の鹿がいる事を聞かれました。顕進様は今まで、いつも大きな獲物を取る前は、そこに至るまでに山の中で何日間も苦労をする期間が必要でした。しかし今回は初日の前の晩にその大きな鹿の夢をみられました。そうすると本当に最初の日に夢でみたのと全く同じ鹿が立っていました。それを顕進様は300フィートの長距離(約100m)から二発打たれました。見事に当たって近くまで行って見てみると、二発とも急所にあたり、その二発は3インチとずれていなかったそうです。(それ自体普通考えられない)その鹿は今までで一番大きく、正に30年間探し求めていた鹿だったそうです。その瞬間顕進様はこれは御父様からの贈り物であると確信したそうです。それを聞いて私は顕進様の御父様に対する深い愛を感じると同時に、これから更に蕩減が晴れて、もっともっと素晴らしい実績が顕進様に与えられるであろう事を確信しました。その肉は我々コミュニティーのメンバーに分け与えられて、ふんだんに食べさせてもらいました。野生の鹿肉(ゲーム)は家畜の鶏や牛よりもはるかに健康的で体に良いと言われました。(以上個人のノートから)