「原理本体論」の真実(1) | 親と子の訓読家庭教会

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後天時代に於ける子女教育を考える

先回、丁度このブログを更新しようと思っている時に、御父様が病院に運ばれて、さらに聖和されるという事が起きました。その為、私自身の身辺が突然忙しくなり、又情的にも色々な所を通過して、簡単にはブログを更新できなくなってしまった事をお詫びします。しかしながら、我々が「訓読家庭教会」を中心として御父様の正しい伝統を相続する為にも、更には御父様がこれは自分の「遺書」であると言われた本来の「原理本体論」の内容を広める為にも、また頑張って再出発したいと思いますのでお付き合い下さい。


最近韓国で「原理本体論修練会」に参加した人の報告とその時の資料を見てとても驚きました。私が2008年の10月にハワイで参加した一番最初の「原理本体論」の内容とはずい分違うのです。


その時の修練会は、各大陸と国のリーダー達だけの修練会で、最初は分捧王の修練会と聞かされていました。それにもかかわらず、我々の様な教育の責任者も呼ばれた事に不思議さを感じながら集まったのを覚えています。そして最初の日から毎朝御父様のお話が何時間もあり、その時の話の中心は「絶対性」でありました。


御父様は毎日「絶対性」の話を何度も何度もされて、祝福中心家庭の夫婦は肉体的貞操を守るだけでなく、霊的にも他の異性には魅かれてはならない事を話され、私達リーダーにはそれだけの基準がない事を叱られました。


そこで重要なことは、「絶対性」を中心とした夫婦の愛を通して、神様が我々を直接主管できる事と、それこそが神の創造原理の目的であった事を語られた事です。


そして、我々夫婦がその「絶対性」の基準を立てる為には、日頃から「正午定着」の生活訓練をしていかなければならないとハッキリ説明されました。更に「訓読会」を中心とした家庭の伝統の重要性を語られ、これからは親が直接祝福子女を教育していかなければならないとも言われました。


更には、「絶対性」を中心とした祝福中心家庭の内容でもって原理講論は完全に完結する事と、これから全ての部分の原理講論を「絶対性」を中心に書き直さなければならないと言わました。最終的に、この修練会はただ一回だけで終わるのではなく、「原理本体論」の修練会としてずっと続けて行き、最終的には全ての食口がそれに参加しなければならないとも言われました。


しかしながら、その時の修練会では「基元節」における神様の結婚式の話と、その時の「入籍式」の話はなかったのです。たとえその後、御父様の指示により結婚式の話が加えられたにしても、「絶対性」の基準を目標とした、我々祝福中心家庭の責任分担の内容とその重要性が殆ど語られなくなったのには、疑問が残ります。


という事で、本来の「原理本体論」に関するもう少し詳しい内容を、次の回からお伝えしたいと思います。