私は以前に「加計問題は本丸である。」と題して、安倍総理が今後どんな対応をするかという予想を述べました。
というか、どうせ安倍総理は嘘の上塗りしかしないだろうから、これからも嘘を続けさせ「嘘つきとの評価を不動のものにすべし」と論じました。この件に関して、安倍総理は予想通り公開された「新・愛媛県文書」に記された加計理事長との面会を否定しました、このことは記念すべき「嘘の上塗り第二号」です。
では「嘘の上塗り第一号」とは何かです。実は安倍総理が5月14日に国会で「あの前川さんでさえ・・云々・・」と述べたのですが、それに対して「私はそんなことは言っていない」、と明確に述べています。これが「嘘の上塗り第一号」です。
「総理大臣・安倍晋三」は「無職・前川喜平」の発言であるとして「前前川次官ですら、京産大(京都産業大)はまだ準備が十分ではない(中略)という認識の上に加計学園しかなかったということをおっしゃっていた」と国会で答弁しましたが、前川氏は「私はそんなことは言っていない」と抗議しています。
思いますに、官庁の事務次官が担当の大臣を差し置いて直接総理大臣に何かを言上することは、ほとんどないと思われます。レクチャーならもっと下のレベルの人が行くでしょうし、第一、総理の答弁内容は「役所として、決定した判断」に係ることですので、レクチャーになじまないものです。なのでそのようなことはレクチャーで語られることはないし、前川氏が首相に取り入りたいがため、語ったとも思えません。なので前川氏の抗議は事実に基づいたものと私は思います。
実は「加計問題」は全て文書に書かれたことが「問題」の中枢なのです。「記憶」は薄れたり変質したり、都合によっては「アルツハイマー」に襲われ「健忘症」という重篤な病にかかり失われたりします。まあ健忘症は突如、ある部分だけ完治したりするのですが、その多くは当てにならないものです。なので記憶に頼らず「記録」するのですが、日本政府は「記録」は全て「怪文書」として扱いますので、その点からすると「加計問題」は「怪事件」になります。しかし、大学そのものは既に出来上がり加計学園は収益を上げつつあります。おそらく「快収益」でしょう。
少し横道にそれましたが「文書」についてです。
政府内部に「前川文書や内閣府メール」の文書、愛媛県の「忘備録」「新公開・文書」は出てきました。しかしながら全貌を掴めていない「今治文書」、おそらく「無い」あるいは「破棄した」というかもしれない今は全く知られていない「加計文書」や、「破棄されたとされる官邸来訪者名簿」等々が、野党に力があるなら出てくるでしょう。しかし出てこない間は、安倍総理は国会で「証拠を出せ」と開き直るでしょう。まあそれも贔屓目で見ればということで、おそらく全部の文書が出て来たとしても、開き直ることは止めないと思います。
嘘と開き直りが安倍総理の得意技なので、後日「道徳の教科書」の反面教師の題材として使えるように、盛大な嘘とゲップの出るほどの開き直りを最後までやり続けてもらえればと思う次第です。くれぐれも生煮えの状態での辞職は押しとどめるべきで、「大嘘大明神」とあがめられる存在になるまでは、「日本国総理、自由民主党総裁」を務めあげていただきたいと思います。
