皆さんこんばんは☺
あっという間にゴールデンウィークですね。

最近の私は、相変わらずイプヘケや、ウリウリを作っております。

 


プーイリはやっと納得がいくものができるようになり、あと少しで皆さんにご提供できるかなと思います。最後まで私が手をかけたものですので、いい音が出ます。

修理については皆さんにお詫びをしなければいけません。
それはハワイを含めて他のお店でご購入された、楽器の修理の依頼をお断りすることとなりました。申し訳ありません。

特にウリーウリー(ウリウリ)の修理が非常に多いです。
壊れてしまうのは作り方に問題があり、あーやっぱりという構造的な問題があります。
せっかく皆さんが愛着のある楽器をお持ちで、それを何とかして直していただきたいという気持ちはよく分かりますが、作業してるうちに壊れていくものがほとんどです。
商業的にどんどん作って売るお店が、日本でもハワイでもたくさんあります。
売ることは良いと思いますが、まず自分が買った商品は買ったお店に持って行っていただき、そこで修理をしていただくということが基本です。
それでケガをした場合は、補償の対象(PL法)になります。ですので、お店にクレームを出したほうが良いのと、
販売している人は、ヤフオクやメルカリであっても、最後まで責任を取っていただきたいと思っております。
そこで、壊れた、といって、私に相談されているケースが非常に多くて、本当に困ってしまいました。


ウリウリの場合、グリップのところが逆に巻いてあったりとか、
1本のものでやらなければいけないところを、お金をケチったのかつなぎ合わせてあって、最初のうちはいいけれどもおそらく半年経つと壊れるような構造になっていたりとか。

 


 

イプヘケは、割ってしまったから、直して欲しいという修理の依頼も多いのですが、
上下の接着がひどいだけでなく、中のホールの大きさから、薄皮の処理までめっちゃくちゃ。

接着や割れを直しても、いい音は出ません。材料が粗悪すぎです。適当にカタチだけ良くても、楽器として成立しないものがほとんどです。

フラという体を使うダンスで、イプヘケやウリウリは、パフォーマンスする上で私達にとって大切なものです。

野球選手が壊れるようなバットを持っていたら。
テニス選手がすぐ壊れちゃうようなラケットを持っていたら。
やはりいいものを持つべきです。
別に私のものがいいということではなく、どれが良いかどれが悪いか、の判断を自分でできるようなスキルを持っていただきたいです。

これはハワイ産ですか?という問い合わせを時々いただきますが、
ハワイ産だから、良いものなのでしょうか?そもそも、ハワイでイプを作っている専門的な農園はありません。
やっていたとしても個人レベルで、それもほぼ小規模です。残念ながら、高温多湿のハワイは、瓢箪の生育には向いてないです。

まあそれはハワイアンファブリックも同じですね。
ハワイの会社であっても、ハワイで作っている紡績工場はありません。

車だって、ほとんどの日本車は、日本で作ってませんよ。

少し目を覚ましていただければわかることなんですけれどね。ハワイにこだわる必要なんて、もうこの時代ありません。

生産地のことよりも、手にした楽器が使えるのか、素晴らしいものか、どうか自分に合っているものかどうか。ちゃんといい音が鳴っているかどうか。色々と品定めをする必要がありますよ。

ハワイで作っている楽器がいい、と心から言えるなら、そのお店からご購入を。また壊れたら修理に出してください。

フラを習っているなら、
また、フラを教えているなら、
ご自分のものはご自分で作りましょう。作れないなら勉強しましょう。
わからなかったら教えてくれる人に教わりましょう。
産地がどうこうと蘊蓄を語る前に、ご自分がちゃんと扱え戦るけるだけの武器と、技術、オリのスキルを持っているかということが大切だと思います。

ウニキ受けたから私はクムフラ、と威張るかたも多くいらっしゃいますが、
もし、クムフラであるという自負があって、威張る暇があるなら、最低限、毎日、勉強はして欲しいものです。
巨勢を張るのは、外部の人に対して、であって、自分の生徒にえばり散らすことではない。

ご自分の先生はこんな感じでしょうか?
まあそろそろ目を覚ましてもいいかなと思います。
目を覚ますのは生徒さんです。

あなたの先生が、世の中的にはちょっと逸脱してるんじゃないかなと思いながらも、ご自身が指摘することもできず、外に出る勇気もなく、まあなんとなくここにいればいいやという方が多いと思います。

衣装たくさん買ったから今辞めるともったいない。とか。蟻地獄からやっと出たのに、また戻っていく。
もう時代は昭和でもなく平成でもありません。恥ずかしいということに、目を覚ますべき、ということです。
フラを続けるなら、学ぶ必要があると感じるなら、ちゃんとフラが学べる環境に自分の身を置くことでしょう。

といっても、無理なのが、日本のせまっちい社会ですけどね。


現在の私であっても、時間のない中、週5~6時間のZoomとSkypeで、ハワイリアルタイムのレッスンを受けています。今はリモートで、引き受けてくださるので、本当にありがたいことです。ハワイのクムフラ達や、クプナ達からの貴重な教えを、真摯に学びたいから、私は教えていただいていますし、学べる機会に恵まれていることも幸せなことです。

このようなことは、他人や他のフラの先生と、自分を比べることではないですが、

私の考え方は、指導者であっても、自分自身の研鑽を忘れないこと、学びを忘れないことこと、指導者として大切なことだと、いつもそう思っています。

 

さて、
今月の無料体験レッスンは明日4月27日新宿で行います。
通常のレッスンにご参加いただくこともできますが、
体験レッスンの時間を1時間別枠で設けておりますので、
具体的にどのように全くフラをやったことがない方や、これからもう一度フラをやり直したいという方にどのようにアドバイスをしていくのか、ということをご理解いただける時間になっております。
前日のご案内になりますが、もしお時間がある方がいらっしゃいましたら、是非ご体験をしていただき、今までのご自分の知っているフラの知識だけでなく、このハーラウで提供しているフラの考え方が、皆さんの今後に行かせるようなことであると、とても嬉しいことです。

明日から本格的にゴールデンウィークが始まるようですので、1時間ほどご体験いただければと思います。