ヒロです。
いつもご声援ありがとうございます爆笑
 
まずは、フラの話。
ワークショップのお知らせがあって、2024年3月に広島と岐阜でワークショップを行います。
もしご希望の方は是非いらしてください。
受付はパウスカートショップです。
 
それから、レッスンが、4月から変更や、増える可能性があって、初級者、初心者向けのレッスンと、リモートのzoomレッスンももっとたくさんの人に参加して頂けるように、と考えています。私は教えてあげたいことが沢山あります。
 
ただ、わたしから、ではなく、ハワイ人から習いたいのなら、それも良し。でも、ちゃんと教えてくれる人だといいですね。
お金稼げないから、とか、めんどくさいから、といって、レッスンに来なくなってしまったり、その教室でご自分の将来の姿を描けないのであれば、先生を変えたほうがいいね。
途中でいなくなるような人は、先生とか、指導者と呼べるのか私には疑問です。
 
私は常日頃、生徒たちとコミュニケーションを取る際、自分の行動に責任を持ち続けることが大切だと思っていて。この考え方は私のフラの教えの中でも特に重要な価値観の一つです。単純なように思えるかもしれませんが、この責任感は特に指導者にとっては絶対的に守るべきです。
私は長年、日本とハワイで、学校法人で教鞭を執る機会がありましたので、生徒に対して成績を付けなければならない。
また、その逆に、生徒から「エバリュエーション・シート」を書いてもらわなけらばらない。先生に対する指導法の評価です。
上手く教えてもらえなかったのは、先生のせい、ということです。先生に対する通信簿的なもの。
当然、知識がなく、指導方法もめちゃくちゃな先生は、クビになります。
皆さんは、生徒から「先生・先生」と崇められる機会が多いかもしれませんが、
謙虚に、自分を律して、生徒と対峙していますか?
 
自分は主宰者だから、一番偉い、という過信は、教室をつぶしてしまうでしょうね。
 
フラの先生の、言葉遣いや行動が、生徒たちに与える影響は大きい。
ご自分が「私は先生です」という立場であるという自覚を常に持つこと。
 
ワークショップなどで初めて会う人に
「フラを教えてらっしゃるの?」
とお聞きすると、
多くの人は、まずは「いや、ちょこっと」とか「・・・・」と黙る。
完全に自信がない。
生徒さんにフィードバックすることができない、もしくは、その知識がないから、まず言い訳をする。
 
私たちの役割は、生徒たちから質問を受けた時、「答えること」です。
もし答えられないことや知らないことがあっても、それを隠すのではなく、素直に認めるべき。
それでいいじゃん。
 
知っていることは知ってるということ。
知らないことは知らない、ということ。
それを知ったかぶりして、嘘を教えるから、それを鵜呑みにした生徒さんが、先生になった時に、同じように嘘を教える。
この区別ができて、
「さあ、生徒さんに慕われる先生になるように、勉強していきましょう」
「順序が逆かもしれませんが、いまからちゃんと学びましょうよ」
一生懸命教えますし、サポートしますよ、ということになる。
こうやって、自分の能力や限界をはっきりと認識することが大切です。
 
コロナ中に、YouTubeやセミナー的なものが増えました。
ただ、本当にこの情報正しいのか?っていうのがゴロゴロしていて、これ、絶対ウソ、っのがまあ結構ある。
ユーチューバーのように、アクセスが多ければ収入になるから、炎上したほうがいいわけ。
正しいか、正しくないか、そんなのどうでもよいわけなので。
 
だから、あぁ、これ、知らないで解説してるな?とか、偏見かってて、全くエビデンスないな?とか、
本当にこの人のクムフラは、そう教えたのか?
それともそのクムフラ自体が本当にそういう知識あったのか?など。
イイネの数が多かったり、再生回数が多いものが、正しいとは限らない。
 
ハワイ人が言っていることも本当か?ということも多い。
ノリで教える、というのは教育者とは程遠いと思っている。
自分の学校の先生や、大学の先生が、なんとなく、とか、ノリで教える、ということはない。
ご自分の恩師は、どうだったでしょうか?
ご自分の先生、教授たちは、どのように教鞭をとり、どのように私たちに知識を教えてくれたでしょうか?
 
これは私の価値観かもしれませんが、
私の場合、気持ちで頑張れ、というのは最終手段です。
 
「知識に勝る地力はない」
 
というのが、私の本分です。

フラは感情的なものが大切、ということを確かに言うけれど、エモーション、といわれるものですが、学校で勉強を教えるのに感情論ばかり教えている先生はいませんよね?
学術的なことをまずはおしえる。そしてその中に、どう思うか、どう考えたか、という気持ち、を、載せる。

つまり、最初から、感情でめちゃくちゃにするのではなく、まずは、正確に、どう考えるか、を学ぶことが大切だとおもっています。
 
フラの先生は教育者なのだから、教育をして、生徒を良い方向へ導かなけらばならない。
 
金稼ぎの方法を身をもって教えたり、下世話な話をすることは、教育者とは言えない。
冗談交じりで話をする人がいたとして、でも本分はとても知識を持っている、という人はたくさんいます。
ただ、冗談だけ、という人は、知識はないでしょう。
お話をすればわかります。
 
繰り返しになりますが、

生徒と真剣に対峙し、また、質問に対して、答えられるように、知識を常に持っていて、

知識のフィードバックを生徒に施すこと。

これこそが指導者であり、生徒に対しての正しい振る舞いだと思っています。
 
ちなみに、ハワイ州のアーカイブは無料で見れるし、辞書も無料。だから、
色んな情報は、まずはその情報源、原文をチェックしましょう。
慣れれば、そこからファクトシートかくこともできるし。
生徒達が嫌な思いをする、間違ってますよ、と、言えない産物がふえるのは、時間の無駄です。
 
何かの都合で、知識がないけどフラの先生になっちゃった、という人も多いと思いますが、
フラを教えながら、フラのすそ野を広げながら、ご自身のスキルアップのための学ぶ時間を作りましょう。
 
それから・・・
 
成長途上の若者は大きな夢を追いかけることもありますが、私のような年齢になると、自分の経験を活かして物事を達成することが重要になります。新しい挑戦は素晴らしいものですが、自分の専門分野を深めていくことも忘れてはいけません。
 
何に取り組むか、どれだけ進めるか、無理なく達成可能かを考えることは、無難な選択だけど、一歩踏みでる勇気を考えたいね。
 
どんなに難しい状況でも、前向きな姿勢で取り組む。そして挑戦することの素晴らしさを生徒たちに伝えたいと思っています。
 
私は、フラのビジョンが、将来こんなふうに開けていくといいな、というのはいつもあって、
そういう方向に一緒に進んでくれる生徒たちが、私の周りには、たくさんいます。これは、とても恵まれていることだなって思います。