母が膵臓がんで他界してそろそろ1年。心の穴は開いたままで、まあまだまだ癒えることはないですね。

 
昨日は実家の掃除と、父が使っていた工場の片付けに一日追われておりました。
片隅には、梅が咲いて。
 
 
昨年の雹(ひょう)の影響で、梅の木も桜の木もかなりのダメージを受け、もうダメかな?と思ったけど、一安心。
 
で、不動産屋さんが来て、土地を売りませんか?って。30分ぐらいお話しました。
 
私はまだそんな気持ちではないけど、早く売れ、という感じで、いくらなら売りますか?的な話をされるので、それもなんか気持ちが落ち着かないし、いやいや、今会ったばかりのあなた様に、お金の話をされても、と思うし、かといって、まあ不動産屋さんも仕事ですから。お話は有り難いですが、あそこの土地はいくらだった、とか、ここの人はすぐ売れたとか。
そんなのどうでもいいんだけど、そういう噂話は、逆に私が話した話もあちこちで言いふらされるのだろうな、と思った。ペラペラ調子良いいなぁ 。
 
片付けしながら、思い出とか記念とか、というのはなかなか捨てられるものでもなく、自分で始末できない。
と言っても心を鬼にして頑張って捨てようと思っても思いがけないものが出てきたりして、そこで片付けが止まるし。
 
感謝の気持ち、寂しい気持ちが込み上げてくると、もう気持ちが一杯で底からもう何にもできなくなってしまい、その繰り返しで、片付けが進まないんです。
 
私の信条は、1つ1つ、やると決めたことは、必ず、最後までやり遂げること。ですが、この実家の片付けだけはなかなか無理かな。なった最後までやり遂げる自信が無いですが、少しずつ。
 
感謝と笑顔を忘れずに。