コロナが少しずつ、明けはじめ、日常生活も、レッスンも少しずつ戻りつつあります。とはいえ、実際はまだまだで、日常生活でマスクは外せないですね。
この2年間、色々な事情でお辞めになり、ハウマナ(生徒)数は減りました。
今まで、長年、定期的にレッスンをして、一生懸命に指導をして伝えていて、それだけではなく、ご飯食べたり、合宿旅行に行ったり、など、生活の一部を共にしてきたのに、突然、辞めます。と、LINEのメッセージ1本で、いなくなる。
フラは、生活の中の多くに介入しているから、フラを辞める、という選択肢を選び、相談なく、その結論を既に出して、伝えてくる、というのは、私にとってはとても辛く、残念なことです。
ちなみに、今まで作った衣装は、ハーラウで全部買い取ってあげています。
どうせ捨てられるのだから。
今の生徒の中にも、家庭や仕事の事情で、レッスンに来れない、少し休みたい、というのは、月謝を免除することはもちろん、その事情により、あらゆる方法で、フラを辞めないように、色々救済措置をして、ハーラウに残れるよう考えています。私にとっては、経済的なことで通えない、というのが、非常に悲しいので。
とはいえ、日常生活が戻ったとしても、月謝が今まで通りに払えるようになったり、通常レッスンに戻ってこれる人はとても稀です。それは仕方ないことです。
仕方ない。
フラの指導はボランティアではないから、私自身も、レッスンや、指導のあり方、月謝含めて、色々もっと考えないといけないね。
それに、はじめてフラに触れる人を増やし、フラの裾野を広げることと、
より専門的な知識を身につけたい人がレッスンの中で混在するのは、お互いのためにならない。
ここは仕方ないでは済まない。
かたや、言葉とハンドモーションが全く合ってない、めちゃくちゃな、本当に目を覆いたくなるようなフラがSNSでたくさん上がっていて、再生回数や、クラスが沢山増えているという現実もあり、それを見てしまうと、私のやっているフラは何なんだろう?と思います。
きっと、辞めてしまった以前の私の生徒たちも、楽しくキラキラ踊ることだけで十分、ということが好きだったのかもしれないと思うと、在籍していた、何年かの期間、知識を伝えたことは、無駄だったかもしれない、時間も、月謝も、もったいないな、そう感じているのは私だけかな。
生徒はお客様。だから、何をやってもいい、ノート取らなくても、宿題やらなくても、練習してもなくても。その対価として月謝払ってるんだから、もっと楽しませてくれればいい。のような時間を切り売りしているつもりは、ない。
だから、お互いの時間を無駄にせずに、前に進めたら良いなと思っていますが、なかなか難しい。
ハーラウは家族、といいながら、家族ではないから。
私の本当の意味での生徒は、いつも、どこにいても共にあると信じたいけどね。苦楽を共にして進んで行けるといいけど。
バレンタインのチョコレートを頂きましたが、私がシェアするのを分かっていて最初から個包装のものを買ってくる。食べる気満々の義理チョコ。
今日は札幌日帰りレッスンで、4時起き。羽田から新千歳まで飛んだあと、誰も乗ってない電車で札幌市内にむかいます。