コロナ禍でフラをやる機会が減っているようです。

知り合いのフラの人たちから、レッスンが休みになった、という話をよく聞きます。

 

フラ=踊り=ダンス。

辞書的にはそうかもしれないが、そう考えている私の近しいクムはほとんどいない。

フラは踊り以上のものだから。とはいえ、ハワイでも日本でも、踊りだけ教えればいいや、踊りの練習だけやらせておけばいいだろう、て人は沢山いることは想像がつくけどね。

踊りだけ練習をして、踊れる曲が増えて、何曲踊れるの?みたいな曲数つまり、記憶力が試され、成果として発表する場所がイベントだったり、レストランだったり・・・。

 

という連続で、フラの教室を展開している人には、今のこの社会情勢は非常に厳しい。

 
問題は、コロナ禍の中、人前で踊ることが活動の主たるものとしているサークルやハーラウは、現在の状況下だとかなり厳しい。人前で踊れない間、何をするのか?
何ができるか?
を考えてほしい。
 
ちなみに、
私のハーラウの場合は、昨年よりリモートレッスンを開始し、現在も続いています。
(現在も随時募集しています)
確かに対面レッスンとは異なりうだつが上がらないことは多々ありますが、
ただ、直接指導ができるメリットは大きい。それは教材のDVDを見たり、YouTubeで振り付けだけをパクるのとは大きく違う。
指導する側も、口頭で細かく伝える必要があるので、どのように接したらいいか、どのように伝えたら理解してくれるか、など、自分の指導の能力、ハワイの歴史の知識、曲に対する知識の深さが鋭く問われる。
 
習ったものが振り付けだけ、そのあと、のレッスンでは、その復習と練習に付き合う、
というレッスン形態になりがちで、
モーション重視のレッスンですので、なかなかリモートでも上手く伝えられないですね。
 
私が伝えたいのはエモーション。イーモーション、とも言います。
言葉の持つ意味、強いメッセージで、
そこから、モーションにつなげていく、ということ。
 
レッスンに参加するために通う通学時間と交通費が節約できることでのメリット。
逆に、対面でしか伝えることができないこと、気持ち、そして細かいことを伝えきれないというデメリット。
これらをわかりながらも、皆さんには、フラを続けてもらいたいです。
 
私は、フラをやる機会は減らない。なぜなら、どこにいても、いつでも、フラは生活の中にあるから。