梅雨の前に何とかしてワークショップを、と思って、自分で予定を詰めたのが2ヶ月前。

で、2ヶ月後、そのあまりにきつい日程をこなすのが、しんどい。
時間にゆとりがないと、どうしてもミスが多くなるし、怪我も多くなるし、ひらめきがなくなるね。
 
スケジュールが決まってくるのは、何となくやんわりと決まってきて、直前にさらにギュッと追い打ちをかけてくる。
なかなか[すき間時間]がない。でもまだまだ無駄に使っている時間がたくさんあるから、そこは今一度、行動を見直さないといけない。
 
さて、
先日、大学院時代の教授の退官記念パーティーがあり、出席してきた。
久しぶりのつくば市。いまはつくばエクスプレスがあり、アクセスも楽になったけど、昔は陸の孤島で、常磐線からの乗り換えも本当に不便だったけどね。
 
パーティーにはおそらく200人くらい集まっていただろうか。でも、顔ぶれだけ見ると、一般の人は招待されている感じはなく、元院生と、現役院生そして、近しい研究者の先生方だけで、身内感があって、、、とにかく、ここには、先生の弟子だけ。私も弟子と言えるかどうか分かりませんが、長年この先生の影響を多大に受け、言葉の使い方から、言葉の大切さ、説得力、論の展開、時間の使い方、外人との付き合い方、全てを学んだ。
当初エアロビクスを指導していた私が、研究という世界に入り、大学院に7年間も在籍できたのはこの先生の影響以外にない。
その先生の先生に当たる教授も、まだまだご健在で、長年筑波大学の教授職で、名誉教授になってらっしゃる。私の先生も教授の在籍期間から考えれば、名誉教授になる。そして、その教え子の私の先輩はもうすでに筑波大の教授職で退官する年数を考えれば、間違いなくこの先輩も名誉教授になる。
 
修了生であっても学歴から考えれば、そこにいる人達全てが、修士以上。その7-8割は大学の教員や、研究者になっている優秀な皆さん。
 
私の同期の友人も地元の大学の助教授になってた。
みんな頑張ってるなぁ、って思った。誇りに思う。
 
いい先生が、弟子を育て上げ、弟子が先生になり、また弟子を育てる。
 
なんか、なんかと似てますね。
 
それからもう一つ、修了生の思い出話の中で先生に言われた言葉が披露された。
大学院に受かった時、その人は先生に
「あなたは私の顔である」
と言われたそうです。
そこから猛烈に勉強し、学会を代表するような、研究者になっていった、
すなわち、顔になった、
という実話。
 
私のクムが、よく口癖のように私に言っていたこと
「お前がちゃんとやらないと、俺が恥をかく」
とよく言っていたことを思い出しました。
 
私の弟子は、私自身。
 
ハーラウに入ったことを、自慢したり偉ぶったりする人、ハーラウの名前や、クムの名前を語って威を借るような、自分に自信がない人。自分の名前を名乗れない人。ALOHAがない。Aとは何か?Lとは何か?Oとは?Hとは?Ahonuiとは何か?知っている?
 
全ての人に聞きたい。
あなたは自分の先生の「顔」になっていますか?
 
私と同じようにフラの系列のステップができ
私と同じように物事を考え
私と同じように指導ができる。
 
もしそうでなければ、それがもし私のハーラウなら、
私の先生は、ヒロ先生です。とは言えない。恥ずかしくて。
自分から言うことではなく、周囲から言われることなのだ。
 
こういうことは、自分から言うべきではないよ。周りから言われるべきものなのだよ。
私のハウマナには、そんな人はいないことを願っていますが。
 
私の鏡になって、私と同じ方向を向いて、そして、私の師匠はヒロ先生です、と言えるようなフラの知識、人格を持った頃には、
きっと'Uniki(卒業)になるでしょう。
 
私は、私のクムの顔になれたかな?
少なくとも、名前を汚さすように、同じように進んでいるはず。
私のクムフラはチャールズ。
フラの全てを教わり、そして今も、確かに離れているけどガイダンスを貰っている。

だから、私も、生徒に対し、
「私の先生は、ヒロせきねです」
と言ってもらえるような、唯一無二の指導を心がける。私がインストラクターを持たないのはそこだ。
この指導内容、指導形式が良いか悪いか、優しいか厳しいか、は、ハウマナが感じればよく、それが嫌なら、他のハーラウへ行けば良い。その見極めのために体験レッスンがあるのだから。
 
どのハーラウも同じことですよ。
ハワイのハーラウに所属していると、そのクムの名前を語ったところで、その踊りが、そのハーラウの踊りでなければ、全く意味不明。
自分の先生に習っていない曲を踊り、そのコンセプトが違う踊り方や、ハーラウを引きずって、単に師事する先生が変わっていくだけ、中身は一緒。
このフラ、あの先生のフラじゃない、冠が変わっただけか。
ホーイケを連発させて、安く仕入れた衣装を高く売りつけ、差額をもってかれて、日本に豪邸、メインランドに豪邸を建てられたり、バングルが1本ずつ増えたり、
お礼のお金をふんだくる先生ためのもの。
踊りは2の次、かもしれません。そんなのは踊りを見ればすぐわかります。
ただ、すべては想像の域を超えませんので、私の小言は全て嘘かもしれません。
 
まあ、難しいよね。
誰から習ったか、わからない曲を、ハワイ語のMeleの意味も分からずに踊って、それを後世に伝えようとして、
それも楽しく踊っているのだから。

今までの踊りを全部捨てなさい、ということではない。自分のゴールを定め、そこまでのプロセスをどう進めるのかが、大切なのだよ。
昔習ったこと、今習っていること、違うクムフラでしか習ってないと習えないことはたくさんある。
いずれは、'Unikiを迎える。その時にクムフラなって、1人で、誰に何を伝えていくのか、がハッキリしてれば、その自分の役割を把握していればよいはずです。

そして。独り立ちした時、
クムフラとしての自信は、
自分の気持ちと、
周囲からの評価、
が、「自分」を作っていくと、思います。

いつまでも私のハーラウに在籍すれば、新しい曲を仕入れられるから、それを自分の生徒達におしえればいいや、と思って、私のハーラウに参加したいと思っているフラの先生もいるでしょう。
私は来る人は拒みません。
やりたければやればいいさ。
ただ、あなたのサークルやハーラウのビジネスを支援するために振り付けを与えているのではない。
なぜサークルの生徒に伝えてもいいよ、としているのか、その意味が分からない人はそのうちクビになるかな。

私が伝えているのはフラ。
振付師ではない。

もし、私が思っていることと違うことをやっているハウマナがいる時は、辞めて頂いています。
弟子が私の顔なら、私の顔になる努力をしない弟子は、私のそばには、いない。
努力は嘘をつかないからね。

私はsenseiではない。Kumu Hulaだから。

クムフラや、先生から、フラを伝えてもらうことは全てが修行、とは言わないけど、学びを修めていくプロセスの中、楽しいことがすべてではない。
伝える、ということは、遊びではない。

私はね。
 
他の人は知らない。
 
今月末でスペインに引越ししてしまう私の愛弟子のまみが、作ってくれたハーラウのサインボード。
 
ハーラウが、伝えていくもの。やるべきこととは。