Aloha kakahiaka, Hiroです。

2月も中旬。皆さん、バレンタインディはどのようにお過ごしになりましたか?
日本では女性が男性に愛を告白?したりチョコレートをあげたり・・・。という習慣がありますが、ここでも、ちょっとしたプレゼントを交換したり、チョコレートなどのお菓子、キャンディ、レイ、もちろんカードなど、女性、男性関係なく、交換していますね。
日ごろの愛に感謝する。といったところでしょうか。
すべてのものに感謝をし、愛する、という宗教的な思想や、ハワイのアロハの言葉が根付いているアメリカ・ハワイ。これと比較すると、日本の場合の「愛」は、少し重たい気がします。と考えると、義理チョコって?なんだか、義理で「愛」を語られても、私はあまり嬉しくないですね。むしろ、時間を共にシェアする、という考え方が好きです。

イルカの話が続いていますが、今日も動物達について、もう少しお話をしたいと思います。結局海の話の続きですけど。ちょっとグロい話になってしまいます。

ハワイは太平洋のほぼ中央に位置しております。つまり深い海溝の真ん中に、少し浅瀬のハワイがある、という感じでしょうか。これは、長い距離を泳いでいる大きい魚たちにとっては、浅瀬のサンゴに生息する小魚をエサにしやすいということもあるので、好都合。なので、ちょっとしたダイビング、スノーケリングでも、大小さまざまな魚を見ることが出来るわけです。
海洋動物は誰しも食にしています。「お魚食べると頭がよくなる?」という唄がありましたね。小さい小魚から、食用カメ、大きいものではクジラもイルカも食べられますね。
食だけでなく、海からの幸として、クジラのヒゲの部分はテニスのガット、カメも医薬品とし使われたり・・・。
ハワイでは、クジラ、イルカ、カメというこれら3種類の魚(カメって魚?)は「神の使者」として、昔から丁重に守られてきました。カメの甲羅の部分は、ペトログリフにも刻まれます。ヒトと共に自然と共存する生き物して・・・。
イルカと一緒に泳いでいる人間、クジラを食べる人間。どちらがいいとか、悪いとかということではありません。ただ、イルカと泳いでいる自分の中での心中は穏やかではありません。
陸でも同じことがあります。私の住んでいる家の近くでは、フィリピンからの移民の人達が住んでいて、ペットとして買っている犬を食べています。これはこの人達にとっては当然のことなのですが、私にとってはとても異常に感じます。それでは、マグロをさばくことはいけないのか?ということですよね。

コナのイルカ達が元気よくジャンプしている姿を見ていて思うことは、
この風景が100年後も、このコナでイルカ達がのびのび泳いでいる姿を見ていたい・・・。心からそう思っています。
私が撮っているイルカの写真。このシーンが、100年後も続きますように。

そのために、私に出来ることは、一体何があるのだろう・・・。

このごろ、そんなことを考えます。

Mahalo Nui Loa, Hiro