母の円背(背中の曲がり)や首下がりを一度整形外科クリニックで見てもらう事になりました。





の続きです










外出するにあたり、母が日頃から就寝時に使用している綿の枕を膝に置いて抱き抱えてもらいました。そうすることで身体を起こせるし、その枕に顎を乗せて顔を前向きにする事も出来る。さらに、ダラリとなりがちな手は車輪に巻き込まれる心配がない。一石三鳥です










待たせていたタクシーで母と一緒に整形外科クリニックへ到着すると、駐車場や待合室は大混雑。翌日にしていたら、この混雑よりも酷かったのかと思うとゾッとしました。






受付の方が言った通り、母の順番は比較的早く回ってきました。私はグループホームの職員さんから言われた事をドクターに伝え、診断して頂く事に。






<グループホームの職員さんから診察時にドクターへ聞いて欲しいと言われた事>


円背や首下がりは加齢によるもので、何かしらの病気や怪我が原因ではないか?の確認。


日頃ストレッチや体操などで身体を動かす際、どの程度動かしても良いか?可動域の確認。


排尿や排便が少なくなっているが、腰椎や背骨周辺の神経などの因果関係があるのではないか?





ドクターは母の状態を確認しようと、腕や足を片方ずつ上げるように言いますが、母はなかなか動かそうとしません。ドクターの言葉が伝わらないのか、意味がわからないのか、ドクターをしげしげと見るばかり。見かねて私や看護師さんが腕や足を触りながら上げるように促すと、少しだけ上がりました。





次に、診察台に横になってドクターが身体を揉みほぐすように触り、痛みはないかを確認。しかし母は前傾姿勢のため台の上で仰向けに寝ることが出来ず、身体を伸ばそうとすると痛がりました。





そして、レントゲンも撮影。私はレントゲン室の外で待っていただけですが、中から技師さんの声が聞こえていて、母の対応に苦慮していたみたい。





<ドクターによる診断結果>


背骨・首の骨・脊髄、いずれも圧迫骨折や潰れたり捻れている様子は無い。


そのため、腰椎周辺の神経を圧迫しておこる排尿障害は考えにくい。排尿回数が少ないのは、そもそもの水分摂取が少ないのではないか?


恐らく背中の大きな筋肉が衰えて、背骨を支えられなくなっているのではないか?(そうすると必然的に首も下がる)


わざわざMRIを撮るほどでは無いと思われる。


日常では痛みが出ない範囲で動かすと良い。





悪い結果だったらどうしよう?と心配していたので、ひとまずは安心しました。