植物園へ連れて行ってあげたくて②











母と植物園へのお出かけ当日。慣れない車椅子介助にまごつき、職員さんに助けられてどうにか施設を出発。






車内での母は丸くなった背中のせいで、座席シートに持たれる事が出来ず、ずっと前傾姿勢。放っておくとどんどん前へ倒れくるので、時々身体を起こしてあげながら眼科に到着しました。






車から車椅子への移動を無事に済ませ、眼科が終わったら植物園に行こうね〜♪と意気揚々と中へ入って行くと…なんと!待合室には椅子に座りきれないほどの人だかりが!これはかなり時間がかかりそうな予感。






一瞬、他の眼科へ行こうか迷ったけれど、心当たりのある眼科はきっとどこも待たされる。また車で移動する事を考えると、予定通りこのままY眼科で診てもらう事にしました。






受付を済ませ、車椅子の母と付き添いの姉と私で待機すること1時間半。その間、母には自販機で買った果物ジュースを飲んでもらったり、姉や私が交代で話しかけたり。どうにか母が退屈しないように気を配りました。






ようやく名前が呼ばれた!と思ったら、看護師さんの事前確認で、その後再び待機。診察前の検査の段階になると、当然私が車椅子を押して同伴するものだと思っていたら、家族は待合室で待機するようにとの指示。






母が何種類かの検査をしている間、外から様子を覗いてみると、看護師さんが付きっきりで母に話しかけたり、体勢を直してくれたりしていました。職業柄 当前なのかも知れないけれど、すごく嬉しかったです。ありがとうございます。






一通りの検査が終わりドクターの診察になると、待合室の私も呼ばれて母と一緒に話を聞く事に。結果としては、異常無し。施設医が処方している目薬で適切なので、そのまま施設医に目薬もらって下さい。で終わりました。異常無しで良かった〜!






眼科を出ると、時計はすでにお昼の12時半をまわっていて。眼科だけで2時間以上もかかってしまいました。トホホ…。






実は母が視力検査をしている間、姉と私は急遽計画変更の相談をしていました。こんなにも眼科で時間がかかってしまうと、予定していたスーパーでの買い物や植物園の散策、ピクニックは無理かも知れない。と。






まず、母は食事にとても時間がかかる。1時間は見ておかないといけない。さらにその昼食をスーパーで買い物したり、植物園へ移動したりするのに1時間。それだけで施設に届出した帰着時間15時ギリギリになってしまうかも。






急げば行けなくはないけど、あくまでスムーズに行けたらの場合。もしも母のトイレ介助などが起きると、そこで頓挫してしまう。






余裕のある時間配分だったはずが…、かなり切羽詰まった状態になってしまった。どうする?どうしよう?






むむむ。かくなる上は…無念ではあるが、予定した行程のどこかを削らなくては…。再予定変更だ!