母と約束した植物園へのお出かけ前日、施設から電話が…。何だか嫌な予感。また発熱したのかな?どこか体調が悪いのかな?






恐る恐る話を聞くと…「目ヤニが多いので眼科を受診してくれませんか?」との事。発熱や緊急な内容ではなくてホッとしました。(目ヤニの出過ぎも侮れないだろうけど。)






そこからは二つ返事で眼科行きを了承。どうせ外出するつもりだったので、1時間予定を早めて眼科を組み込む事にしました。






外出プラン

(変更)



11:0010:00

施設出発

(レンタカー)



眼科

(車椅子)



スーパーへ立ち寄り、好きな物食べたい物を母に選んでもらい買い物をする

(車椅子)



植物園へ移動

(レンタカー)



植物園を散策・ピクニックする

(車椅子)



15:00

施設へ帰着

(レンタカー)






眼科は以前目の不調を訴えた時にリサーチ済み。その時は結局眼科行きは無くなったけど。






まだ在宅でバリバリ認知症をしていた2年前。私も関東からの遠距離をしていた頃。マザーは一度もコンタクトを使った事無いのに、コンタクトレンズが外れないと主張していた時期があった。コンタクトレンズは入ってないでしょ?と納得させるために受診したY眼科。






そこなら一番最近の目の状態のカルテがあるし、検査も詳しくしてくれる。看護師さんもドクターも優しかったし。うん、何とかなる!






何度も脳内シュミレーションを繰り返し、迎えた本番当日。予定通り10時に施設へ到着し、職員さんから目の症状の引き継ぎを受けました。






併せて、職員さんは母が大きい方の粗相をするかも知れないからと心配して、母のおトイレセット(紙パンツ、使い捨て手袋、おしり拭き)までも用意して下さっていて。






おトイレセットは私もリュックサックの中に準備はしていたけれど、大きい方の粗相と聞いて、少し緊張が走る。外出先でのトイレ介助をどこか軽く考えていたかも知れない。本当に私にできるかな?と心配に。






母にはドライブに行こうね!と声をかけ、フロア入り口にスタンバイさせていた車椅子まで移動。どうにか車椅子に座らせたものの、フットレストに自力で足を乗せておく事が出来ず、だらんと床に降りてしまう。足を乗せてはだらんの繰り返し。






そんな私たちの様子を見た職員さん(多分夜勤明けで帰ろうとしていたのかな?)が「わざわざ持って来なくても、ここ(施設に)に貸し出せる車椅子があったのに〜」と言いながら手助けをして下さいました。






(私の心の声)

え?そうなの?施設内に車椅子があるのは確かに知ってるけど…。あれを外出用に使っても良いの?←何故か室内専用だと思い込んでいた。そう言えば、施設に外出用の車椅子を借りられますか?と尋ねることもしなかったな。






職員さんは、母のだらん足がフットレストから降りないように、車椅子の背中ポケットからバンド?を取り出して、手際よく前車輪のパイプ間にマジックテープで固定。すると、そのバンドが足元を支える形で足はフットレストから降りなくなった!






そんなアイテムがあるとは知らず、マゴマゴしていた私がよほど心配だったのでしょう。結局、職員さんが車椅子を押して車に乗り移るまでの移動介助をして下さいました。面目ない…。






おかげさまでどうにか施設を出発。いざY眼科へ!