前週の面会時、植物園へ行こう!と母と約束をしました。母はきっとこの約束を思い出せなくなっているだろうけど。それでも有言実行すべく、面会の帰りに施設への外出申し込みも済ませてありました。






母が最後に植物園に行ったのは去年の10月。ブログに書き残していた内容によると、この頃マイマザーが急にうつろになり、口数が減ったのを心配して、大好きな植物園へ一緒に行ったのでした。






家で暮らしていた頃の母は(記憶力や認知症状はともかく)身体的な介助が必要な場面は殆どありませんでした。でも今では状況は大きく変化。健脚だった母は、今では自分だけで歩くのは難しく、移動は車椅子。食事もトイレも介助が必要です。






そんな母を快適に不自由無く外出させてあげられるのか?姉と私だけで本当に出来るのか?実はとても不安でした。






でも、母に喜んでもらいたい。植物園で大好きな植物や花に囲まれて、笑顔になってもらいたい。ピクニックもして、好物を食べさせてあげたい。

(完全に私の自己満足だけど)






外出プラン



11:00

施設出発

(レンタカー)



スーパーへ立ち寄り、好きな物食べたい物を母に選んでもらい買い物をする

(車椅子)



植物園へ移動

(レンタカー)



植物園を散策・ピクニックする

(車椅子)



15:00

施設へ帰着

(レンタカー)






施設へ届出した外出時間は11〜15時。行き帰りの時間、行く店、場所(車椅子用トイレがあるところ)だけ決めて、後はその時の流れで臨機応変に。






次に、車椅子をどうするか?施設内で利用している車椅子はあるけれど、外出用は持っていない。






植物園に備え付けの車椅子が数台あるらしいから借りる?→当てにして行っても車椅子が出払っていたら、そこでアウトになる…。いっそのこと車椅子を購入する?→え、思ったより高いな…。じゃあ、介護保険でレンタルする?→あ、介護保険点数の兼ね合いがあるかも…。etc.etc.






結局は、インターネットで見つけた市の障害者福祉センターの無料貸出しに相談。






貸出対象は市民限定。私は市民じゃない(住民票が関東)けど、車椅子を使用する母が実家市民ならOK。ただし貸出の際に、使用者(母)と、借受者(私)の身分証明書をコピーさせてもらう。との事で、どうにか車椅子のレンタルはできました。






後は、レジャーシート、保冷バッグ、保冷剤、母のおトイレセット、万が一の着替え、座布団、膝掛け等を用意。当日の朝、水筒に温かい地元茶を入れればOK。






緊張と楽しみが入り混ざる中、前日になって施設から電話が。何だか嫌な予感…。






2023.10.10

植物園内を歩くマイマザー






同じく植物園にて

林が風でザワザワ揺れる様子。何故かこの時、すごく不安だった。ただ木が揺れているだけなのに。自分自身も揺さぶられているような気がしたのを憶えています。