この1月に母は退院してグループホームへ入居いたしました。入居までの紆余曲折を書かせて頂いてます。今回で本当に終わります。長引いて申し訳ございませんでした。






母のグループホーム入居が決まるまで











電話を受けた2日後。いざ、グループホームへ!施設見学と説明の内容に問題がなければ、そのまま契約するぞーーっ!って意気込んだ日の話です。






まず、結論から書きます。






この日、契約しませんでした。…っていうか、契約できませんでした!






契約できなかった理由と、見学や説明の内容を書きます。






<契約できなかった理由>






最終的には契約しました。したのですが、ただ “この日は” 出来なかったのです。






見学・説明・契約を一気に済ませる為に、管理者Tさんから指定された日時にグループホームまで出向きました。






予定通り真っ先に施設見学(この後触れます)をした後、いざ説明と契約!という段階になって、管理者Tさんが契約書を用意し忘れたそうで。ははは。






平身低頭お詫びされて、管理者Tさんの提案で、この日は説明をしっかりと聞いて(後で触れます)、後日改めての契約となりました。






<見学の内容>






施設の案内は上階フロアの責任者Sさんが対応して下さいました。






空きの出た部屋は、職員さんが夜勤の時などに過ごす場所、詰所カウンターの真横で、目配りして頂きやすい部屋だなと感じました。






部屋の中にはまだ前の方の物が残っていて、ちょうど片付けている最中に見学。ある程度の家具あり状態で部屋のイメージを掴む事ができました。






フロア中央のリビングにはソファーがいくつもあり、大きなテレビが1台。リビング繋がりでダイニングスペース。どちらも窓が大きく明るい作りで広々!






リビングの壁には折り紙細工で花をあしらったような飾り付け。廊下の掲示板には季節毎のイベントの写真が貼られていて、お忙しい中よく手をかけられているな…という印象。






特に急かされた訳では無いけれど、長々と見学するのも気が引けたし、以上の点を見て直感的に “ここなら大丈夫だ!” と感じたので、早々にお礼を言ってフロアを降りました。






<説明の内容>






見学を終えた後、管理者Tさんからの説明。まずは費用面の話から。ケアマネさんから貰った資料でざっくりと知っていましたが、やはり高い…。(金額については、ここで書くのは控えます。また後日いつか書くかもしれません。)






提携クリニックの往診は月2回、提携調剤薬局もあり。その両方と契約をすれば、費用はかかるが、日頃の体調管理・お薬管理を一元管理出来るので安心です!との事。






私は、関東に暮らしているので定期的な帰省以外の緊急時に駆けつけるのに時間がかかる。特に夜間など飛行機が飛んでいない時間帯は翌朝になる。と、一番気にしている問題を伝えてみた。






管理者Tさんいわく、もしも緊急搬送などになった場合は、ひとまず必要処置や手術をする同意を病院側と電話でしてもらう。そして可能な限り駆けつけてもらえれば大丈夫。との事。






実際にこの施設で入居者の方の緊急入院時、ご家族の方がコロナの濃厚接触者になってしまい駆けつけられなかった事があったそう。でも、手術などの同意確認を病院と電話でやり取りしてもらうことで解決できた。と具体的な事例を教えて頂き、遠距離問題はクリアできそう。






その他、身体拘束についてもしっかり話しました。こちらの施設では一切拘束しないので、その結果うっかり転倒して骨折してしまうなどの可能性もゼロでは無いという事をご理解頂きたい。とTさん。






この点は私も同意見。転倒骨折はして欲しくないけれど、だからと言って何もかも制限したり拘束するのは自由人である母には耐えられないだろうし。私もそれを望まない。と伝えました。






大まかな内容は以上です。他にも色々話したけれど、細々とした事は割愛します。






このやり取りを踏まえて、母に穏やかに暮らしてもらえる場所として、こちらのグループホームにお世話になると決めました。






散々文句を書いて拗ね散らかしていたのに、急転直下の着地点。






契約書類が無くて契約できなかったこの日から2日後、母はこちらのグループホームに入居いたしました。入居までのタイトスケジュールで怒涛の連続でしたが、それはまた後日書きますね。











このシリーズ前半で、折り返し電話や母の面談をしてくれなかった件について。実はその日、管理者Tさんやグループホームさん側に、やむを得ない事情が発生していた事を後で知りました。






そうとも知らずに、私は独りよがりな被害妄想してしまってお恥ずかしい限りです。今後は、もう少し多角的に物事を捉えられるように心がけます。色々と申し訳ございませんでした。