現在 母は認知症状の悪化で、精神科病棟へ医療保護入院中です。面会の時の様子を記録しています。






<入院中の母への面会>



面会1回目

面会2回目






母の面会、3回目に行って来ました。面会に行く事になったのは、病院の相談員さんから電話で促されたから。






母の様子が安定しているのと、他の病棟でインフルエンザが出たので、母の病棟も面会が禁止になる可能性がある。良ければ面会を今のうちに。と言われて。






このお正月に病棟へ電話をした時、看護師さんから言われた言葉にこっぴどく傷ついて、勝手に拗ね散らかしていましたが…。



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様子が安定しているのであれば、母と姉を会わせてあげたい。と、いざ病棟へ。











看護師さんに連れられて来た母は、姉と私を見るなり『あらまぁ〜!』と驚いてはいたけれど、私たちの名前が出て来ない様子。






前回私が言われたように、姉に向かってあんた誰?と言われたら困るので、私から先手を打って「ママ!○○(姉)ちゃんと△△(私)だよ!」と名乗りました。





すると『○○(姉)ちゃん良く来たわね、すっかり大きくなって…』と、ウルウルする母。“大きくなった” って、まるで親戚の子に久しぶりに会ったような話ぶり。もしかすると、母の中では【○○(姉)ちゃん=自分の娘】と紐付いてないのかも知れません。ちなみに私のことは相変わらず他人扱いで分かっていませんでした…(涙)






約2週間前と今回で変わった母の様子



ショートステイ先から入院した時の母は、頬が痩せこけ、顔には大きなカサブタ傷。目は吊り上がり、不穏と疑心に支配されたような険しい表情。食事も薬も睡眠も拒んでばかりだったそうで、面会しても悲嘆に暮れてただただ泣き続けていました。





今回の母は、表情が明るく柔らかくなっていて、目の中に光が灯っているかのようでした。ご飯も食べられるようになったそうで、痩せこけていた頬は少しふっくらと戻り、顔の大きなカサブタは取れて、きれいな皮膚になっていました。






姉はお正月に近所の氏神様で自ら選んだ御守りを母に渡してあげたり、作業所で仕事を頑張っている事や、お給料を○円貰ったよ!と自慢話をしたり。いつまでも母に褒められたい姉が可愛らしい。ふふふ。






母の話す内容はやはりチグハグだったけれど、それでも限られた時間内で、3人でお喋りして、ハグしたり、写真を撮ったり。久しぶりに感じた幸せでした。






お薬の効果もあるだろうけれど、病棟で手厚く見守って下さったお陰です。ありがとうございます。






姉と私は、面会時間をオーバーしないように、じゃあママお仕事頑張ってね。帰るね。と席を立つと、母も一緒に帰りたそうにしていて、胸がチクリ。






看護師さんが母を引き止めてくれている間に、病棟の施錠ドアから出ました。振り返ると、ガラス張りのドアの向こうで母が手を振ってくれていました。






ごめんね、ママ。











面会を終えての帰り道。

ママは認知症だけど身体は元気だから、また2人で会いに来ようね。と私が話すと、姉はうん。と頷いていました。






病棟に入る前に、例えママがお姉ちゃんを憶えていなくても、それは病気のせいだからね。と説明はしましたが、 実際に母と久しぶりに再会して、姉はどう感じたのだろう?